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ブロッサムジュニア 流山教室のブログ一覧

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個別療育の研修をSTさんにしていただきました。

研修会・講演会
ブロッサムジュニア流山教室です。
今回は研修報告をさせて頂きます。
ブロッサムジュニア流山教室で10月12日に、言語聴覚士の方に来ていただき、3時間かけて、個別療育や言語が気になるお子様への支援方法について研修をしていただきました。

今回は研修内容について振り返っていきます。

①研修内容について
研修は、以下のテーマで研修して頂きました。
〇神経発達症と発達障害について
〇ダウン症のお子様への支援の方法
〇誤飲・誤嚥・食事における支援について
〇自閉症のお子様への発語の支援
〇定型発達のお子様のできることについて
〇個別療育の課題
〇発音・発声について

その他、経験豊富なSTさんが最新の知見などを盛り込みながら研修してくれます。
簡単にこれらの研修のテーマをまとめておきます。

〇神経発達症と発達障害について〇
神経発達症とは「日常生活や、学業や職業など様々な社会生活場面で躓きを引き起こしてしまう、発達期に発症する疾患のまとめのこと」を言います。
今までは同じような症状を持つ方をのこれらの症状を「発達障害」のような呼び方をしていましたが、「障害」という言葉ではない別の言い方に「日本精神神経学会」が呼び名を「神経発達症」に変更したという背景があります。

神経発達症のお子様は、脳に入る刺激が定型発達の方に比べて、刺激の感受性が若干の違いがある為、脳の育ち方に特徴がみられ、神経発達症となる可能性が近年の脳科学研究で報告されているそうです。

現在ブロッサムジュニアでは集団療育と個別療育の2つの療育を実施しています。
個別療育ではお子様の脳の局在領域に対してアプローチし、集団療育では脳全体へとアプローチします。

個別療育も集団療育も両方実施していく形態で弊社はサービスを提供しているため、弊社に通うことを通して、脳全体、そしてお子様の特定の脳の部分を刺激し、発達を促すことができるのです。

〇ダウン症のお子様への支援の方法〇
ダウン症のお子様は、食事場面において、丸のみで食べてしまったり、誤嚥の危険性が高いと近年の研究で明らかになっています。その為、ダウン症のお子様の身体の特徴やお子様に対してどのような食事支援をしていくのか考えていきました。

ブロッサムジュニア流山教室では、土曜日や祝日利用の場合、お弁当をお子様は持参します。その場面で、お子様の食事にも介入することができるため、食事場面でのお困りごとを抱えている保護者様がいらっしゃれば、本部のST(言語聴覚士)やOT(作業療法士)の方と連携してお子様の支援をすることもお子様や現場の状況に合わせて行うことも可能です。
※現在、本部のSTさんやOTさんとの連携は、zoomや録画による評価がメインとなっています。

〇誤飲・誤嚥・食事における支援について〇
ペットボトルの筒より小さいものは子どもが飲み込む可能性があるという話を、実際の事例を基に考えました。
お子様がもし物を飲み込んだ場合は、救急要請をしながら、背部叩打法やハイムリッヒ法をすると良いと教えて頂きました。
※弊社には、ハイムリッヒ法等の研修等で実際に経験された方も入職されています。

〇自閉症のお子様への発語の支援〇
実際の事例を用いながら、お子様にどのような支援をすればいいのか具体的に教えて頂きました。お子様の状況の評価の仕方について、言語・コミュニケーションや身体の発達やご家庭や関係機関での様子など多面的に評価し、療育する必要性を改めて感じました。
具体的にお子様を褒めていくことで、お子様が行ったどの行動がどんなことをしているのか理解し、理解できる言葉を増やしていくことを助けます。加えて、言葉かけに対して、お子様が発してくれた言葉に多くてもプラス1語程度で返してあげる等具体的な声掛けについても教えて頂きました。

〇定型発達のお子様の発達について〇
定型発達のお子様のできることについて解説して頂きました。

〇個別療育の課題〇
個別療育の課題について、実際の写真をみせて頂きながら解説して頂きました。実際のお子様の状況や保護者様のニーズに合わせてどの課題からはじめるのかについても一例を教えて頂きました。

〇発音・発声について〇
実際に定型発達のお子様の年齢と発語できそうな音を一覧にした表をみせて頂きました。加えて、発音についての専門家はSTさんになるので、STを持たない療育者の支援として、発語が出やすくなるような体を整えていくような支援や、発語することが楽しいと思えるような環境設定をすることが大切だと教えて頂きました。
発語や発声でお困りの方に対しては、本部のSTと連携することや、外部の機関に紹介等をすることも大切だと学びました。

私たちも、療育者としてお子様にできる支援を日々考えていきながら、お子様が「話してみたい」と思えるような環境設定や、発語が出やすくなるように、微細動作や粗大動作を療育の中に取り入れる中で、お子様の体を整えていき、できることを増やしていけるように頑張りたいです。

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