ブロッサムジュニア流山教室です。
今回は、「ペアレントトレーニング」についてご紹介します。
ペアレントトレーニングと聞くと、なんとなく畏まった気がしますが、「保護者様が子どもの一番の味方であり、応援者であれるように、支援者が保護者と一緒にお子様に対して何ができるか考える営み」と捉えて頂けるとイメージができるかと思います。
私たちの事業所では、お子様を比較的長時間お預かりする施設となっています。
その為、短時間療育の施設に比べ、お子様の食事場面や排泄場面に立ち会う可能性もあり、ご家庭でお子様がみせている状況をより丁寧に見ていくことができると感じます。
※余談ですが、記事執筆者は以前個別療育の施設で複数勤めていました。お子様の1日の生活を長く見なければ、お子様の背景が見えてこないため、より良い支援にはならないと感じブロッサムジュニア流山教室にやってきました。
保護者様が普段悩みがちな悩みを事業所でお子様と向き合いトライアンドエラーをしながら、一緒に保護者様と悩んでいけたらと思っています。
今回この記事では
・従来のペアレントトレーニングの定義や一例
・ペアレントトレーニングとして、流山教室でできる一例
・まとめ
で考えていきます。
どうぞよろしくお願いいたします。
①従来のペアレントトレーニングの定義や一例
まずはペアレントトレーニングの定義についてです。
ペアレントトレーニングとは山上(1998)によれば、「親が自分の子どもに対する最良の治療者になれるという考えに基づき、親を対象に子どもの療育技術を獲得させるトレーニング」と考えます。
ペアレントトレーニングを通して、保護者様を支援者が支え、保護者様と協力してお子様を見守れる状況をつくることを通して、ご家庭でも療育施設でもお子様にとっては統一された支援や関わりを受けられ、お子様自身が生きやすくなるかもしれません。
また保護者様とお子様は距離が近いからこその悩みや、苦しさを抱えているかもしれません。それに対して第三者である私たちが関わることを通して、保護者様を1人にせず、一緒に解決に向けて考えていくことで、保護者様の気持ちが楽になれるでしょう。
また、第三者的な私たちだからこそ気づけるお子様の気持ちや保護者様の意図に気づき、具体的な解決案の一例も考えられるかもしれません。
②具体的にブロッサムジュニア流山教室でできるペアレントトレーニング
続いて実際にブロッサムジュニア流山教室で行われているペアレントトレーニングになります。
ペアレントトレーニングの1つとして、HUGというアプリを用いたアプリで日々のお子様の様子をお伝えしています。
その中で、お子様との関わりで私たちが意識した点やその結果お子様がどんな言動をしたのかも合わせてお伝えします。
加えて保護者様のお悩み等もいつでもHUGを通してご連絡ができる状態です。
その為、24時間いつでも保護者様の都合に合う時間に送ることが可能です。
HUGで頂いた内容を一緒に考えていきながら、保護者様と支援者でどうしたらいいのか?考えていくことも可能です。
※もちろん、電話やメールでも可能ですので、いつでもお気軽にご連絡ください。
③まとめ
いかがでしたか?
今回、ペアレントトレーニングと私たちができるペアレントトレーニングについてご紹介しました。
私たちはお子様だけでなく保護者様の支援も出来たらと思っています。
なにかありましたらいつでもご連絡ください。
ブロッサムジュニアの「ペアレントトレーニング」について
療育マメ知識
22/10/25 10:03