「うちの子お片付けが出来ないんです。保育園でも先生から言ってもらって気づいたんだけど…」
「片付けがなかなかできなくて、友達の家で遊んでいても帰れなくて…どうしたらいいんでしょうか?」
あなたはこうお悩みかもしれませんね。
今回は、お片付けが出来ない要因とそれぞれに合わせた対応方法について考えていきます。
①お片付けが出来ない要因
お片付けが出来ない要因として3つ考えられます。
⑴物の分類が出来ない
おままごとのおもちゃは黒いカゴ、電車のおもちゃは青いカゴ、バスケットにはお人形と物の分類をする必要があります。遊んでいるものを一旦分類し、片付けるという作業は非常に高度(物をみて、カテゴリーを考えてそれぞれの箱に入れる)な作業です。その為、支援者としてお子様と関わるのであればお片付けの場面では、お子様の了承を得た上で(遊びの最中に片付けると、お子様にとって遊びはお子様の世界観が詰まっているので。お子様にとって終わりが分かりにくいケースの場合は、お子様の世界観で終われるように支援するとお子様も未練なく片付けが出来るかもしれません。)片付けるべきものを分類してあげるとよいかもしれません。
⑵遊びを終わらせたくない
遊びが終われない場合、遊びが終わりたくない、帰りたくないという課題が潜んでいる可能性があります。その為、遊びがお子様の世界観の中で終わり、片付けに移行できるように伝えてあげるのも良いかもしれません。
例えば、お人形遊びであれば、「夜になりました。お人形もお部屋に帰っておやすみなさいします。お家はどこかなー?」と伝え片付けに移行することもできるかもしれません。
また、次の遊びの予約をさせてあげるのも(約束が確実に守れるのであれば)良いかもしれません。例えばお子様が遊びたいものを選択させ、「○○チケットいる?来週できるよ!」のように見通しを持って遊べるように支援するとよいかもしれません。
⑶切り替えがしづらい(中々遊びから片付けへの切り替えがしづらい)
お子様の中で処理速度が遅いお子様の中には、気持ちの切り替えがしづらいお子様がいます。その為、なかなか頭では終わりだとわかっているけれど行動できない方もいるかもしれません。その為、事前に見通しを立てて視覚的にあと●分で終わりということを伝えてあげるとよいかもしれません。
②まとめ
ここまでお読みいただきありがとうございました。
片付け等が苦手なお子様の中にはお子様自身が困り感を抱えているケースもございます。
私たちで何かお力になれることがあればいつでもご連絡ください。
「お片付けが出来ない…」の悩みを軽くするサポートの一例
その他
22/11/23 17:21