ブロッサムジュニア流山教室です。
今回は実際に私たちの教室で行う療育のひとコマをご紹介します。
私たちは、保護者様のニーズやお子様の状況、加えて登所するお子様の組み合わせに合わせて送迎サービスを行っています。
※保護者様お子様一人一人の状況をまず聞かせていただきながら送迎の有無を決めますので、まずは1度スタッフにご相談ください。
その際の送迎車の中でお子様とお話をしたり、クイズを出し合ったりするケースもあります。
この会話や子どもと大人のやり取り、もしくは子ども同士のやり取りの中でも療育的な意図がある可能性があります。
①今日どうだった?の質問に一言でしか答えてくれない子
実際に保護者様とお話している際、保護者様自身が「お子様が今日あったことをあまり教えてくれなくて不安」と答える保護者様がたくさんいらっしゃいます。
保護者様はお子様を思い、学校でつらい思いをしていないか?放課後デイで悲しい思いをしていないか不安で、でもどう聞いていいか分からず悩んでいる方もいらっしゃるかもしれません。
その際、以下の要因が考えられます。
〇頭の中では言葉がたくさん思い浮かんでいるけれど、それ自体をどう言葉にしていいのか分からない。(言葉をどうつなげていいのか分からない。)
〇記憶することに苦手意識があり、行ったことを上手に思い出せない。
〇相手の気持ちを考えすぎてしまい、「これ言って聞いてくれた人を不安にさせたら悪いな」と感じて言えない。
等の要因が考えられます。
そのような子に対して、それぞれ療育的なアプローチ方法は異なりますが、お子様を受容してくれる存在とお話をし、言葉にする練習を通し、相手に伝わった成功体験を通して、徐々に話す内容がより詳しくなる可能性があります。そのうえで、視覚優位のお子様には図や写真を見せながら一緒に振り返りをすることも有効です。
②私たちの療育的な支援
私たちの療育では、お子様が普段の日常生活の中でのびのび生きていき、困らずに生活できることも1つの目標として支援をしています。
そのため、自然な会話の中で振り返りをすることを通して徐々にではありますが、お子様が言葉にして伝える練習をしていくことができると思います。
振り返るような習慣も、日々の療育とりわけ個別療育でも実施可能です。約20分の療育の中で、今日やったことを振り返る際、20分というやや短時間の枠での療育のため、お子様も振り返りがしやすく、「前やったことが伝えられた」成功体験がつみやすいです。
保護者様のニーズやお子様の状況に合わせて日々の療育も相談させて頂ければと思うので何かありましたらいつでもご連絡ください。
送迎の中でも療育を|振り返り言葉にする力
教室の毎日
22/09/10 18:09