こんにちは。ブロッサムジュニア流山教室です。
今回は「ハサミの使い方」についての支援を考えていきます。
幼稚園や保育園、それ以外でも工作の場面で登場するハサミですが、保護者様からしてみれば、お子様がけがをしてしまうのではないか?と不安に感じる場面も多くあると思います。
今回はハサミの使い方でお子様に支援する際に私たちができるサポートについてご紹介します。
①ハサミを使うのは着席したうえで活動ができる様になってから
ハサミを使う際、お子様の安全や周囲者の安全を守るためにも、できる限り座った状態でハサミを提示できる方がよいです。
もし座る事が難しいお子様の場合、お子様の座れない要因(体幹が弱くて座れない、感覚過敏があり椅子の冷たい感じが苦手)などの要因を分析したうえで、体幹が弱くて座れない場合は、滑り止めのマットをしいて、姿勢を維持するのを楽にするような治具を用意し、冷たい感じが苦手なら冷たい椅子の部分に体が当たらない様にマットや椅子の脚の部分に布を巻きます。
※もちろんお子様の状況によりけりで、例えば立った状態でも意図があるのであれば(ひじが着席時曲がりづらい、見えにくい)絶対に座る事を推奨するわけでもないですが、体が自由に動かせる中でハサミを使うことで、ハサミの刃が人や自分に当たりやすいリスクがあります。
続いて、指先の動きが滑らかに、力を入れやすくするために、ひじを机の上につけて、きゅっと固定した状態で力がしっかり入る形でハサミを持てる様に支援することや、ハサミが浮かない様にハサミの指を入れる丸い部分にティッシュや粘土を入れて指の隙間をふさぐのも効果的です。
それ以外にもハサミ自体で治具のようなものもあります。実際に治具のようなはさみでハサミの使い方になれることも効果的です。
参考:https://www.bing.com/ck/a?!&&p=2814637780635c5cJmltdHM9MTY2Mjk0MDgwMCZpZ3VpZD0wZDVkMDA0OC02N2Y5LTY5MzUtMmUzNy0xMTgyNjYwYjY4MzkmaW5zaWQ9NTE2MQ&ptn=3&hsh=3&fclid=0d5d0048-67f9-6935-2e37-1182660b6839&u=a1aHR0cDovL3d3dy5rYWdheWFraS5ha2l0YS1wcmVmLmVkLmpwL3VwbG9hZHMvRmlsZS9raXJhcmkvJUUzJTgxJThEJUUzJTgyJTg5JUUzJTgyJThBTkVULyVFNCVCQiVBNCVFNSU5MiU4QyVFRiVCQyU5MyVFNSVCOSVCNCVFNSVCQSVBNiVFMyU4MSU4RCVFMyU4MiU4OSVFMyU4MiU4QU5FVC8lRTMlODElOEQlRTMlODIlODklRTMlODIlOEFOZXQlMjBOby4xMTkucGRm&ntb=1
②紙の素材を意識しながら、まっすぐに持てるような素材を利用する。
紙がひらひらしない素材を利用したり、紙に手を添えて切れるように支援したり、紙を厚紙にすることで、紙を切りやすくすることで、お子様が切りづらさを感じず、切ることができます。また、ハサミの刃の部分に色を付けて、はさみと線の方向を視覚的に一致しやすいようにするような視覚支援も必要です。ハサミで切る紙に関しては、太い線で切り込み線を入れられるようにすることで、紙をきることができます。
いかがでしたか?
家では支援する際に、危ない(例えば、お子様以外にも動物を飼っていて、ハサミなどの危ない道具は使いづらい。)場合、私たちのような児童発達支援事業所を利用し、ハサミをできる様に支援することも可能です。
私たちの施設では、個別療育や小集団での療育も可能なので、お子様のペースに合わせてスモールステップでできることを増やしていけます。
何かありましたらいつでもご連絡ください。
ハサミの使い方の支援について私たちができること
その他
22/09/24 09:31