こんにちは。LITALICOジュニア此花教室です。
本日はLITALICOジュニアで働く言語聴覚士より、
語彙の発達について少しご紹介します。
話し始めの語彙としては、名詞が多いとされています。
最初は、30~50語くらい話すことができます。語彙の増加はゆっくりで、語彙が定着しないことも多いです。
同じ時期に、一つの語彙に色々な意味を持たせることもあります。例えば、「ワンワン」という語を『犬』だけでなく他の動物などにも使用するなどです。50語を超えるあたりから語彙数が急激に増加してきます。
このころのお子さまと関わる際は、「テンポがゆっくり」「くりかえし」「声に抑揚をつけてはなす」など効果があると言われています。
語彙が増えていくと「ブーブー のった」など二語文ではなことができます。
そこから、徐々に終助詞、格助詞を使って話すことができます。また、大きい小さい、長い短いなど言葉の意味を理解して話すことができます。三語文については、個人差はありますが言葉に触れる中で話すことができてきます。
発達は、①お子さまと環境との相互作用に支えられている
②それぞれの言葉を獲得しやすい時期がある
③一定の順番がある
④直線的ではない
⑤個人差が大きいなどが言われています。
一見お子さまの行動で、後退しているように見えても(例:以前、できていたことが難しくなったなど…)次の機能の獲得の準備段階に入っているという見方もできます。
お子さまの発達を少しでも支えられるように指導員一同、一生懸命お子さまひとりひとりと関わっていきたいと思っています。
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言葉の発達について
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22/08/19 10:45