こんにちは、LITALICOジュニア此花教室です。
12月も終わりに近づき、2023年になりますね。
寒さが続いていますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか?
今回は『発語に困りのあるお子様の支援方法の紹介について』です。
「言葉が出にくくて不安」や「伝えようとしてくれているけどわからない」などお子さまの発語で悩まれたことはないでしょうか?
LITALICOジュニア此花教室で行っている発語に向けた支援についていくつか紹介したいと思います!
以前のブログで発語につなげる活動などの紹介はしているので、今回は実際の指導例についてご紹介します♪
~プログラム内容~
①お人形遊び
②サーキット
③お子さまの好きな活動
④机上活動
①お人形遊びではドールハウスや積み木などでお家を作り、実際に人形の世界観であそびます。
人形の世界でお子さまのイメージや想像力が広がり、はじめはお子さまの発信しやすい言葉での表出が主になりますが、少しづつ指導員の言葉の真似や知っている家具や人形の名前、生活動作の発語につながります。
②運動の粗大グッズを用いて、要求の活動を行います。壁についた型はめパズルやカードを取ってもらうために「とって」や「てつだって」とお願いする活動ができます。
③お子さまによって様々ですが、運動が好きなお子さまには追いかけっこなどをして「もう一回」の表出、目で見て楽しむ活動が好きなお子さまにはシャボン玉や追視教材で「かして」や「やって」等の表出、ごっこ遊びが好きなお子さまには「ください」や「どうぞ」などの表出とお子さまの好きなものに合わせて少しづつ表出の練習を行います。
④机上活動では、お子さまのレベルに合わせてちぎる、切る、貼るなどの活動を行いますが難しい活動の際の練習を行います。
例えば、「てつだって」や「やって」、「かして」「のり」など発信できる言葉はたくさんあります。
上記のどの活動でも、お子さまが「伝えたい」「言いたい」と思える環境設定が必要になります。
はじめは、お子さまの好きなものや興味のあるものから少しづつはじめていきましょう。また、発語もスモールステップが必要になります。
最初は、見本を聞いて発語しやすい音の真似から、少しづつ真似できる音が1音から2音へ増えていき、単語の発語へとつながります。
うまく聞き取れず焦ってしまう場面やうまく伝えられないことから癇癪につながってしまうこともあるかと思います。はじめは、伝わったと感じることも必要な経験ではあるので「うん、そうだね」「聞いているよ」という言葉かけも大切になってきますね♪
引き続きLITALICOジュニア此花教室では未就園のお子さまや発語に不安、困りのあるお子さまの支援を行っています。次回以降、未就園で発語の練習を行うお子様の複数指導についてもご紹介できればと思います。
楽しみにしていてくださいね♪
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プレイのお子さまへの支援について
教室の毎日
22/12/24 18:51