もうすぐ梅雨入り。
此花教室の壁面には、お子さまと一緒に作った紫陽花とカタツムリの製作が飾られています。
支援内で季節ごとの製作を行うことの目的はさまざまあります。
何よりお子さまが楽しい活動の中で作った自分の作品を、他児や保護者さまに褒めてもらえることで、「できた」「嬉しい」の経験をしていただくこと。
そしてまた別の大切な目的としては、お子さまに時間や季節の感覚を感じてもらうことにあります。
状況把握が難しいお子さまや見通しが立たない活動への不安が高いお子さま、朝・昼・夜などの時間の概念、寒さ・暑さや季節の概念を感じにくいお子さまにとって、季節や時間を感じる取り組みを行う事はとても大切です。
時間の概念が未獲得でも、【3時】だけは分かっているお子様も多く、それは【3時】はお子さまが大好きなおやつの時間があるからだと言われています。
「雨に濡れてるあじさい、綺麗だね」
「朝は太陽がキラキラであったかいね」等、時期時制の概念のインプットを素敵な記憶や体験として刻むことで、どの季節にもどの時間帯にもお子さまが幸せを見つけられることを願いながら。
壁面製作~季節を感じよう!
教室の毎日
24/06/20 10:56