生活道具プログラムでは、名詞カードを使用して進めていきます。
指導員から「これは何に使うもの?」と質問され、どのように使うものなのかを言葉で説明するという流れで進めていきます。
この〈詳細の説明〉では、言葉で表現することを楽しむようになることが期待されます。
【フライパン】のカードを見て、「ジュージュー」と擬音語で表現していたお友だちがプログラムの回数を重ねることで、「ジューって焼く」「料理のとき使う」と言うように、相手に分かるように話そうと色々な言葉を用いる姿が見られています。
【包丁】も同じように「料理のときに使う」だけでなく、「料理のとき切るもの」と、どんどん新しい言葉での表現が広がっていきます。
このように、言葉による表現を増やしていくプログラムとなっています。
言葉の表出が課題のお子様は、スモールステップで『○○するものどれ?』と伝え複数(最初は2枚から)カードを選んでもらう【受容】から進めていきます
生活道具プログラム〈詳細の説明〉
教室の毎日
24/07/16 12:26