てらぴぁぽけっとのプログラムには、要求時に言葉や声に出して、他者にしてほしいことや、自分がしたいことを伝える【マンド(要求語)】というプログラムがあります。
マンドを続けることで、発語が少ないお子様や言語面での発達がゆっくりなお子様も、少しずつ【声に出して要求を伝える】ことができるようになります。
【他者に要求を伝える】ようになるまでには、下のようなスモールステップをふんでいます。
①声を発するために口を動かす
②声を出す
③伝えたい要求語に合わせて、音数を合わせる
例えば、「あけてー」に向けて、「あーえーえー」のように、お子様が言える音
で言葉の音数を合わせて声に出してもらいます
④いろんな音が出せるようになったら、正しい発声に近づくよう練習します
⑤視線を合わせて伝えてもらう
2語文や3語文につなげるために、言えようになった音や言葉を組み合わせて伝えてもらいます。
ドアを開けてほしい場面で 『あけて』(要求語)
それが言えるようになったら、『ドアあけて』や『先生あけて』(名詞+要求語)
要求を伝える場面設定は、実際に目の前にお子さまが欲しい物がある状況をつくり、声や言葉で伝えるまで待ちます。
うまく伝えられたタイミングでお子さまの要求をかなえることで、お子様自身に、
『声に出して言いたいことが伝わった』という成功体験を積み重ねてもらっています。
声に出して伝わる楽しさを、お子様に感じてもらえる支援を行っています。
言語プログラム【マンド(要求語)】
教室の毎日
25/06/18 08:39
