狭い場所を好むのには理由がある!
特に2歳ぐらいのお子様は、箱を見つければ喜んで入りに行きます(笑)
探索活動が盛んになりたまたま入るものを見つける
→入ってみると「おや?なんか心地よいぞ✨」
狭い場所に入ることを好むのには感覚的な理由が大きいと考えられます。
触覚の一つである「圧覚」
この圧覚は柔らかさや硬さを感じるもので
適度に強く抑えられる圧覚は「心地よい」「落ち着く」と感じるといわれています。
次に心の安心のために取っている行動とも考えられます。
「狭い場所は安心する」
視覚や聴覚を遮断した自分だけの空間・自分だけの世界は
心を落ち着かせ安心感を感じることができます。
もしかしたら心の安全基地にしているのかもしれません。
また狭い場所に入ることでボディーイメージをつかんでいます♪
日常生活を送る上での動作の土台となるボディーイメージ。
様々な狭い場所に入ることで
自分の体の大きさや位置などを図る力「身体の地図」を育んでいます。
狭いところに入るのは
・興味・楽しい
・安心・安全
・ボディーイメージを育てる
こんな理由が存在しています。
子どもの行動には意味があります。
本能的に行う行動は生きるために必要な術を学んでいる行動です。
これからも、子どもの行動の意味や背景をしっかりとらえ
子どもを尊重した療育を行っていきます。
狭い場所を好むのには理由がある!
教室の毎日
24/04/23 09:15