姿勢保持のために育むべき感覚とは?
姿勢を維持するには「姿勢を感知する能力」と「背中の筋肉を程よい緊張状態にする能力」の2つが求められます。
このような能力を司る感覚はそれぞれ「固有受容覚」と「前庭覚」といいます。
「固有受容覚」とは筋肉や関節の動きを感知する感覚です。
そして「前庭覚」とはいわゆるバランス感覚のことをいい、姿勢を感知したり、目の動きなどをコントロールするのに関わっています。
固有受容覚を鍛えるにはおしくらまんじゅう、ジャンプ遊び、タオル綱引きなど、筋肉を意識した遊びを取り入れると言われており、また前庭覚を鍛えるにはブランコやシーソー、トランポリンなど揺れたり、回ったりする遊びがいいと言われています。
姿勢が崩れる子は筋肉や姿勢を調整することが難しく、筋肉を使ったりバランス感覚をとる遊びをすることで固有受容覚と前庭覚を鍛えていくことが大切といえるでしょう。
お子様の成長に繋がるようにタオル綱引きやトランポリンなどの遊びを積極的に取り入れていきたいですね。
姿勢の保持に大切な感覚とは
教室の毎日
24/10/05 13:58