今日はアタッチメントについてお話していきたいと思います。
「アタッチメント」とは「愛着」とも言われて子どもの健全な成長において大切な要素で子どもと大人との間にある情緒的な関係性のことをいいます。
アタッチメントの行動には色々ありますが、〔子どもが抱きついてきて抱っこをする〕というのが一番分かりやすいアタッチメント行動の例といえます。
「いざとなったらその人にくっつけるという感覚を持てること」「いつでも見守ってもらえる存在がいること」で自律性が促されます。
「くっつく(抱っこをする)」という行為は自律性とは対極にあるものと思われるかもしれませんが、「いつでも安心できる人がそばにいてくれる」というアタッチメントの関係があるからこそ、子どもは安心できるのであり、その経験から自律性を獲得していけるのです。
アタッチメントによって子どもは「自分は愛されている存在だ」「自分は守られている」という自信を持てるようになります。
いつだって、自分を受け止めてくれる場所、人がある。そうした安心感の中でさまざまな遊びを経験し、非認知的な能力が育まれていき健全な成長に繋がっていきます。
これからも子どもたちの想いを受け止めてたくさんスキンシップを取って成長に繋げていけるように励んで参ります。