皆様こんにちは!児童指導員の中村健太です😁
昨日は「思いっきり」「ほどほど」を体験できる活動に取り組みました。
言い換えるのなら「力加減」ということになりますが、普段おもちゃの扱いが少し荒っぽかったり、
お友だちをトントンする時の力が少し強いお子さまがいるかもしれません。
声をかけたり、声のものさし同様に力加減のものさしというもので支援をしていく方法がありますが、
やはり体験の中で「どれくらいが思いっきりなのか?」「どれくらいが抑えながらなのか?」を会得していくことが
わかりやすい支援なのかなと考えています。
活動はいたってシンプル!
①同じ距離をどれだく速く走れるか?(思いっきり)
②同じ距離を指定された時間で着けるか?(ほどほど)
という内容です。
やはり①についてはなにも気兼ねなく、全身全霊を出し切るというシンプルなものですのでどんどんできていきます。
ところが②になると、最初のうちは指定された時間の半分で着いてしまったり、逆に時間を意識しすぎて倍近くかかってしまったりと難しいようでした。
そんななかでも順応できるのがわくわくに通う子供たち!見様見真似でどんどんと時間に近づいていきましたし、時間丁度に間に合うことに喜びを感じてもくれました。
力加減とは、感覚(固有受容覚)の認知過程の発達であるといいます。また、固有受容覚が感じ取りにくい状態のまま成長すると力のコントロールが苦手になるとも言います。
発達のために何ができるか?前述の支援の工夫と同時に、楽しんでできる機会を増やしていくことが肝要になるので、私たちはこれからも両方を兼ね備えた支援を提供してまいります。
以上、中村でした🍵
「おもいっきり!」と「ほどほど」
教室の毎日
23/10/04 12:26