エコルド川口教室です。
多動傾向の男の子Aくんのお話しです。
ママはAくんが無限に体力があり、幼稚園から帰ってきても力が余っており、いつもご近所や公園に遊びに行かなくてはならず、疲れてしまっているとのことでした。
そこでAくんの幼稚園へのお迎えの帰り途中に寄り道をして川口市のイイナパークで遊んでもらいました。体力を少しでも消耗してもらえるのではとの考えです。
その日のその時間は小学生も学校が終わっていないため、名物ふわふわドームも独占状態で遊びたい放題でした。
「さぁ、おもいっきりあそんでらっしゃい!!」とふわふわドームにAくんを解き放ちました。
しかし、まもなくAくんは見守るスタッフのもとに戻ってきてしまいました。
「今日はだれもいないの?おにいさんもおねんさんも」
おもしろくないとのことなので、30分も遊ばずに事業所に向かうことになりました。
事業所に向かう車内でAくんに話を聞くと、
「お友達といっしょに遊びたい」
多動傾向だからといって、身体をうごかすことだけで満足が得られるわけではなく、誰かと「いっしょに楽しく」遊ぶことが必要条件でした。
よく考えてみれば当然で、スタッフもAくんの気持ちに寄り添えていなかったと反省しきりでした。
エコルドではいろんな体験をすることを重視しています。
いっしょに遊びたい!!
教室の毎日
24/04/25 08:53