今日は小田急相模原教室で使っている教具を説明します。これは写真カードをみて、同じところにカラーボールをいれていくマッチング課題です。マッチング能力も同時に手指の巧緻性、集中力も鍛えられます。動作的、視覚的な要素が強いので言葉の発達がゆっくりなお子様でも得意だったりします。
少し難しい課題なので、マッチング能力、構成能力が育ってきてから使っています。写真だけでは難しいお子様には、言葉でのヒントや実物を並べて真似をするヒントも提示して難易度を調節します。
マッチングという言葉が出てきたので少し説明します。マッチング能力は発達初期段階から育っていきます。乗り物や果物の型はめのおもちゃは乳児期から楽しめます。カチャッとハマった感じが出来たって達成感につながるのでしょう。マッチング能力はその後、色と色、形と形などでもマッチングできるようになっていきます。小田急相模原教室でも段階を踏みながら段々と絵カードと実物を結び付けられるようにしていきます。そして絵カードと言葉を結び付けるのを目標とします。絵カードと言葉が結びつけば絵カードを使って言葉の練習ができるようになって、実物を使った言葉のトレーニングより効率よく療育ができるようになります。ロケットという言葉を教えたいとき、実物のロケットを見せて言葉を教える方が良いのでしょうけど手に入りません。絵カードなら実物が手に入らないものでも教えられます。
他にも様々な課題を目標を持って行っています。他の教具も紹介していきますね。
普段使ってる教具の説明
教室の毎日
23/03/02 18:31