放課後等デイサービス サニーぷらすには、中学生の生徒さんも数名利用されています。
中学生たちに、どのように性について話していこうかスタッフで思案していた時、福岡のフリースクールで「包括的性教育」についてのワークショップをしているのを知り、ぜひサニーぷらすでも実施していきたいと思い、ご紹介いただきました。
7月27日(木)17:30~第一弾として、福岡県在住の臨床心理士・黒瀬まり子さんにスタッフを対象に「同意と境界線」についてオンラインで講義していただきました。
私たちには一人一人異なる“境界線”がある。
・気持ちや考え方を守る心理的境界線
・自分の体や持ち物を守る物理的境界線
・みんなが安心して安全に暮らすための社会的なルールやマナーである社会的境界線
――だから、何かをする時には、「○○していい?」と、相手に尋ねる必要があるんですね。
良かれと思ってやっていることの中に、確認を取らずにやっていることがある。
良かれと思ってやっていることの方が、相手がイヤだと言えずにいたとうことがある。
――相手の同意を得ずに、良かれと思ってやっていることって、たくさんあるなと反省。
堂々と断ったり、堂々と確認を取る
――これには訓練が必要。
小さい時から遊びの中で体験できていると、将来的に同意が必要な時に発揮することができる。
――とくに日本ではNOと言ったり、NOと言われることに抵抗があると感じます。
――サニーぷらすでも、日々子どもたちにどんな気持ちかを聞く、尋ねることを習慣化していきたいと思いました。
「自信・安心・自由」が一つでも脅かされていたら、そこには暴力がある。
――心しておきたい言葉です。
包括的性教育ーー同意と境界線
研修会・講演会
23/07/30 01:04