発音がうまくできないことで、伝えたいことばが伝わらず、お子さまがもどかしそうにしていることはありませんか?ことばを発するには、音を正しく聴き分ける力や口や顔の筋力、舌の動かし方や呼吸の仕方など、さまざまな機能や能力が関係してきます。これらを上手く使うことができず不明瞭なことばになってしまうことを『構音障害』と言います。
今回はこの『構音障害』に対して、らんらんで行った活動をご紹介します(*^-^*)
道具を使って手先を動かすことも発達支援につながるため、今回は紙コップとストローを使って自分だけのオリジナル吹き上げを製作しました。
完成した吹き上げの紙コップの中に、軽く丸めた花紙をそっと置いて、口をしっかりと「う」の形にしてからストローへ息を吹きこむと、ふわ~っと浮き上がりました。
この吹き上げでは、口の周りや唇の筋力をあげること、鼻から漏れないように口から息を吹き出すこと、吹きだす息の量を調整すること、この3点に焦点を当てたトレーニングを行いました。
吹き上げで花紙が上手く浮き上がると、子どもたちは夢中になって何度もチャレンジしてくれました。また、自分で作った吹き上げを大切に持ち帰り、保護者さまに見せることで、ご自宅での練習にも繋がりました。
今回は『構音障害』に対する活動の一例をご紹介しました。今後もらんらんの「ことばの教室」の活動をご報告していきます(*^^*)
ことばの教室 ~吹き上げを使ったトレーニング~
ことばの教室
23/11/28 23:48