受容とは、児童の言葉、感情などを、自分の価値観で批判したり評価をしたりせず、そのまま、ありのまま受け止めることです。
発達凸凹のお子さんは、声が大きかったり・力が強すぎたり・一方的であったり・怖がったり・拘りが強かったりします。
これは、基礎感覚・五感などの感覚が発達しきってないために起こります。
これを理解することで、受容の関わりが可能となります。
では、受容できる関りと受容できていない関りを例えてみます。
発達凸凹A君が、お友達B君の肩を強く叩きながら、大きな声で「B君B君」と呼びます。
B君は、「A君に叩かれて・大きな声で怒鳴られた」と児童指導員に言いました。
受容できていない児童指導員
「何でB君を叩いて怒鳴ったりするの?」「B君をいじめたりしちゃダメでしょ」と言います。
受容できている児童指導員
B君に「ごめんね、A君は力加減がまだ整ってないから強かったり・大きな声になっちゃたんだ、いじめてるわけじゃないからね」
A君に「そうだよね、いじめてるわけじゃないよね。でもB君痛いから、呼ぶときは優しく呼んでみてね」
この関り方が、A君の心に大きな影響を与えます。
私たちすくはぐ東灘では、発達知識を学び「受容の関わり方」に活かしています。
受容の関わり方がとても大切
教室の毎日
23/05/08 10:34