こんにちは、あるいはこんばんは。精神保健福祉士のヒロ先生です。
今日は、リフレーミングについてお話したいと思います。
リフレーミングとは、「物事の枠組み(フレーム)を変えて、違う視点で捉え、別の感じをもたせること」を意味します。
この説明だけだと、「何のこっちゃ」と思われると思いますので、具体例も交えてわかりやすくご紹介させていただきます。
長文ですが、最後までお付き合いいただければ嬉しいです。
リフレーミングは、もともとは、コミュニケーション心理学(NLP)の専門用語の1つで、僕が心理カウンセラーの養成学校に通っていた15年ほど前に学び、「これは使えるなぁ」と思ったのを思い出します。
本屋で売られている心理学の本や自己啓発の本などでもよく書かれていますので、聞いたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
例えば、子どもの行動や事象には、前向きに捉えられるところがたくさんあります。以下のように認識を置き換えて、関わる大人も子ども自身もポジティブな気持ちで向き合えたら、ストレス軽減にも繋がりやすいのではないでしょうか。
現状:(子どもが)片づけせーへんし、飽きっぽいし腹立つなぁ。
リフレーミング後:この切り替えの早さがあるということは、
(親が)子どもが本当に集中できるものを見つけたら、
大谷翔平みたいになるんと違うか。
見比べていただいて、ポイントとしては、「現状」の一文は、子どもの(今の)マイナス面にばかり注目し、冷静さを失っており、視野が狭くなっているのかもしれません。
それに対して、リフレーミング後は、子どもの将来(未来)に期待し、応援しようとしているのがわかりますね。現実はそう簡単にうまくはいかないのかもしれません。しかし、期待してもらえることが子どもにとってイキイキとした人生に繋がっていくのはいうまでもありませんね。
追記として、大谷翔平選手は、WBCでも大活躍した選手の一人です。
プロ野球選手になり、活躍するまでは、関係者やファンから、「2刀流なんて絶対無理。プロ野球を舐めているのか」なんていう声も多かったです。
そこで、諦めずに球団が結果が出ない時も辛抱して使い続けて、今の活躍に至っています。お子さんだけでなく、自分の可能性を信じ続けられたら素敵ですね。
リフレーミングでストレス軽減!?
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23/03/28 13:45