こんにちは!
ChouChouの中川です😊
前回に続きダウン症の特徴についてお話ししていきます。
【特徴】頑固で気持ちの切り替えが出来にくい事がある。
ダウン症の人は、頑固であるというのも特徴として挙げられます。
ダウン症の人はゆっくりと成長をしていきますので、丁寧に自分が学んできたことを行っていきます。
そのため、一度自分が覚えた順番などは実に忠実に守っていくことが出来る忍耐力がありますが、その順番を他の人が守っていなかったり、覚えた方法に手を加えられたりといつもと違う行動が目に付くと、相手が嫌がっていてもやりなおしてしまうことがあります。
また、自分がしようと思っていた方法と違う方法で手を加えられた時など、抗議の意味で座りこんで全く動かなくなることもあります。
体が柔らかいので、どれだけ動かそうとしても全く動かず、にっちもさっちもいかない状況になってしまい困った方も多いでしょう。
自分のやり方や順番などきちんと身についたものがあるだけに、その方法を簡単に変えることは難しくなります。
また、頑固と同様に気持ちの切り替えは非常に苦手な場合が多いです。
学校のように時間で区切っていると自分がしたいところまでいかなくても、途中で作業を中断しなければなりませんよね。
しかし、ダウン症の人はこの切りの良くない場所で中断することや、自分のしたい所までいっていないのに辞めなければならないということに納得出来ず意思が通らないと、その場にかがんでしまい抗議を態度で表します。
自分の気持ちの整理がついていないと、他の人がどれだけ促しても納得出来ず気持ちをすんなりと切り替えづらくなります。
【特徴】他の病気を伴っていることが多い
ダウン症の人はダウン症だけでなく、他の病気を伴っている人が多くいます。
特に心臓疾患を伴っていると、心臓に穴が開いていたり通常の血液の流れと反対の方向に流れてしまい負担をかけてしまいます。
このような場合には心臓の手術を受けたり治療を行って治癒を目指します。
また、水晶体が白くにごってしまう白内障や、目玉が上下に動く眼振、正面を見ながらも目は違う方向を見てしまう斜視、近視や弱視なども併発していることがあります。
目や耳の病気を伴っているダウン症の人は多くいるので、乳幼児期から病院へかかるケースが多いです。
しかし、こちらも全てのダウン症の人が何かの病気を合わせて発症しているのではありませんが、もしもダウン症に加えて何かの病気がある場合には、その病気に関する情報や知識、注意すべきことなどを伝えていくようにします。
【特徴】明るく表情が非常に豊かで人と接することが好き
メディアでも多く目にするダウン症の人ですが、性格は非常に明るく表情豊かです。
人とのふれあいをとても好みひょうきんで茶目っ気がある性格の人が多いので、一緒にいることでとても幸せな気持ちになれます。
素直で情愛深く、世話好きという一面もありますので、誰からも好かれる人が多いでしょう。
人の前に立って司会をしたり、楽しいことをするのが好きというのも大きな特徴です。
また、ダンスやリズムの合わせて体を動かすことも大好きで、みんなで一緒に踊ったり音楽を演奏することも好む傾向があります。
しかし、思春期以降になると自分が違うことを悩んだりして悩み抑うつ傾向が見られる場合もありますので、心身共に充実した生活を送ることが出来るようにサポートします。
【特徴】自分の思いを言えずに我慢してしまうことがある
明るくひょうきんで愛される性格である反面、周りの雰囲気や反応に敏感で、自分の思いを言えずに我慢してしまうことも特徴の1つです。
他の人に対する思いやりが深く、相手の気持ちを考えてしまうために、自分の気持ちを発言出来ずストレスが溜まってしまいます。
ダウン症の人の表情が固くなっていたり気持ちが切り替えられない状態が続いていると、ストレスを発散できるように楽しめる内容を考えたり自分の気持ちを言っても大丈夫だよ、と伝えていくようにします。
ダウン症の人はいくつか共通している点があり、それはダウン症の特徴とも言えます。
個人差が大きく症状にもばらつきがあるものの、ダウン症の人は上記のような特徴があることを理解しておきましょう。
ダウン症の人は何も出来ないのではなく、動作や発達がゆっくりになっているだけで、丁寧に説明したり伝え方を工夫していくと必ず出来るようになります。
ダウン症の人と共生を図るためにも、ダウン症の正しい特徴を知り特別視するのではなく自然に接するようになることが大切です。
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