LICGROWでは、「遊びを学びに」という方針のもと、
子どもたちが自らの興味や関心をもとに主体的に活動できる環境づくりを大切にしています。
今回ご紹介するのは、駅前教室で日々行う活動の1つ、色と形を組み合わせて模様を再現する遊びの様子です。

子どもたちは、カードに描かれた図形を見ながら、色と形のブロックを手に取り、試行錯誤しながら組み立てていきます。
この活動は、ただの“遊び”に見えるかもしれませんが、
実は「感覚統合」の視点から見ると、非常に多くの学びが詰まっています。

ブロックをつかむ、並べる、組み合わせるといった動作は、
触覚や視覚、そして運動感覚を統合する力を育てます。
また、図形を見て空間的にどう配置すればよいかを考えることで、
視覚認知や空間認識力も養われます。
さらに、難易度のある課題に挑戦することで、
集中力や達成感、自己肯定感にもつながっていきます。

子どもたちが「できた！」と感じる瞬間は、まさに学びの芽が育つ瞬間です。
その達成感が、次の挑戦への意欲につながり、遊びを通して自然と学びのサイクルが生まれていきます。
私たちは、こうした日々の遊びの中にこそ、子どもたちの可能性を広げるヒントがあると考えています。
これからも、感覚統合の視点を大切にしながら、子どもたちが“遊びながら学べる”環境づくりに取り組んでまいります。