今日は、専門的支援として「コミュニケーション」の分野について
アンガーコントロールのシュミレーションゲームを行いました。
色々な「怒る」場面を設定して、自分がその場面になったら
どれぐらい怒っているのか1~10のカードで示してもらいます
それをみんなで怒っている数値を当ててもらい、
外れたら「どうして、それだけ怒っているのか」
「どうして、怒っていないのか」を話し合って、
自分が怒るような状況でも他者は怒っていない事がある。
それは、どういう考えをしているのか。
場面に応じて、自分だけ、相手だけが怒っているのは何故
なのか、をゲームを通じて理解してもらい、
自分の怒る気持ちが客観的に見てどうなのか、
他者はどのような事を嫌うのかをみんなで考えてみていきます。
中には、「私は挨拶されて無視されるのが一番嫌!(MAX10)」
という方もいらっしゃったので
「じゃあ、みんなで挨拶きちんとすれば怒らないよね」
という意見が出たり、逆に
「それは怒る必要ないよ。ただのわがままだよ(数字は2)」
という意見があって、「これは怒るところじゃないよね」
と客観的に自己の状況を理解するきっかけになるような場面も
でました。
このように、遊びの中から、「怒り」のコントロールを理解して
情緒の安定化を目指す練習を行っています。
アンガーコントロール
教室の毎日
24/04/12 21:37