発達障害と感覚 #カミキタコラム
カミキタコラム
24/05/08 16:47
「感覚」と聞くと何を思い浮かべますか?
実は私たちが子どもたちと関わるうえでもキーワードになってくる「感覚」という言葉。今回のカミキタコラムは「感覚」に関してお話しようと思います!
私たち人間にはよく知られている「聴覚・視覚・嗅覚・味覚・触覚」に加えて、「固有受容覚・前庭覚」といった7つの感覚が備わっています。
「固有受容覚」は、筋肉や関節の動き、手足の感覚を感じ取るもので、「前庭覚」は、動くスピードや体の傾きなどを感じ取るものです。
音や光、突然触られたりいろんな味の食べ物があったり。私たちが刺激がたくさんの環境で混乱せずに生活できているのは、脳がうまく感覚を整理しているからです。これを「感覚統合」と言います。
しかし中には「感覚統合」が難しい人たちも居るのです。
特に発達障害のある子どもたちは「感覚統合」がうまくいかずに集中力が続かなかったり気持ちが不安定になったりする子が多いと言われています。
突然の大きな音が苦手だったり、力の入れ具合が分からずぎゅっと握ってしまっておもちゃを壊してしまったり、視覚情報の多い環境で集中できなかったり。
子どもたちひとりひとり、感覚の特性は十人十色です。
そこでunico世田谷上北沢では、ひとりひとりの感覚の傾向や得意さ苦手さなど、定期的に子どもたちの観察を行っています。特に参考にしているのがJSI-Rという感覚に関するテストです。
(https://jsi-assessment.info/jsi-r.html)
テストの結果や保護者の皆様からの聞き取り、日々の関わりの中で子どもたちひとりひとりの特性について理解を深めることができるので、関わり方やワークショップの組み立てに生かすことができます。
この定期観察は、スタッフ全員の視点を揃えた療育を提供したい!というスタッフの思いから完成しました。
unicoを選んでくださった際には、ぜひいろいろな角度から一緒に悩んだり喜んだりしていきたいです!子どもたちが安心して伸びていけるよう、私たちも日々学びを続けていきたいものです。
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私たちunico世田谷上北沢は、4月に東京都世田谷区にて新規オープンした、2歳~6歳の子どもたち向けの児童発達支援事業所です!
◎9時から15時までの長時間お預かり
◎脳科学×コーチングのエビデンスに基づいた集団療育
◎子どもたちの自発性を大切にします!
◎母子分離・送迎あり・昼食のお弁当注文サービスあり!
無料体験会随時受付中!
ご希望の方にはオンライン説明会も開催する予定です。
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