子どもの成長に欠かせない遊びのチカラ #カミキタコラム
カミキタコラム
24/05/29 16:26
こんにちは!unico世田谷上北沢です。
本日のカミキタコラムは「遊び」をテーマにして、お話していきます。
子どもにとって遊びは、心身を育てるためには欠かせない要素であり、子どもの成長過程において多くの学びと経験をもたらします。
以下、遊びを通して得られる効果を説明したいと思います。
―――心身の発達―――
公園での遊戯を使った遊びや追いかけっこ、ボール遊び等といった外遊びは、子供の運動能力や心肺能力を高める効果があります。
走ったり、跳んだり、転がったり、登ったり、下りたりなど、遊びを通して様々な動きをすることで、筋力が鍛えられ、体のバランス感覚や運動の仕方を覚えていきます。これらの身体的な成長は、将来のスポーツ活動、学校での体育、日常生活の中での動作の基礎となります。
―――社会性の向上―――
遊びは子どもの社会性を育む場でもあります。一人遊びが多い幼児期から、3歳、4歳、5歳と成長とともに、友達と一緒に遊ぶようになり、友達と遊ぶことで、コミュニケーション能力や協調性を学びます。例えば、遊びをチームとしてルールを作り、自分の気持ちを一方的にぶつけるのではなく、相手の気持ちを考えて行動するようになります。
―――知的発達の促進―――
また、遊びは子どもの知的発達にも大きく影響します。ごっこ遊びやブロック遊びを通じて、子どもは創造力や問題解決能力を高めます。ごっこ遊びでは、ストーリーを作る能力が養われ、キャラクターを演じることで言語力や創造力が養われます。
また、ブロック遊びやパズルでは、論理的思考や空間認識能力が向上し、理系が強くなると言われています。また、手先の発達にもつながります。
―――情緒の発達―――
さらに、遊びは子どもの情緒的な発達にも寄与します。自由に遊ぶことで、子どもは自己表現をする方法を学び、感情をコントロールする力を養います。例えば、絵を描いたり、音楽に触れることで、自己表現の喜びや達成感を味わい、自己肯定感が育まれます。また、失敗や挫折を経験することで、困難を乗り越える力や粘り強さも身につけることができます。
日本の幼児教育の研究で興味深い結果があります。幼児期に体を動かすことが好きだった子供は、そうでなかった子供と比べると、小学校に入学した後、学校が楽しい、勉強が楽しい、学校の休み時間に友達とよく遊ぶ、仲良しの友達がたくさんいるという結果が出ています。
また、幼児期の通園している幼稚園や保育園での運動重視の方針を掲げている園よりも運動指導をしていない自由な保育園の方が運動能力の高い子供が多かったという研究結果があります。大切なのは、しっかりとした運動方針とそのプログラムを遂行することではなく、子供自身の興味関心に基づいた自発的な遊びの運動経験が大切だということです。
何かを子供に身につけさせたいと思ってしまうのが、親心ですが、どうか焦らず将来の子供の成長を見据えて、自由に身体を動かす環境を作っていくことを心がけたいですね。
unicoでは、子供が興味をもち、自発的にやりたいという気持ちを大切に、新たな遊びが展開できるよう取り組んでいます。
長時間の療育を活かした集団と個別療育を提供し、子供の可能性を解放していきます。
(参考文献)
杉原隆、森司郎 他 幼児の運動能力発達の年次推移と運動能力発達に関する環境要因の構造分析、平成14~15年文部科学省科学研究費補助金研究成果報告書2004
金 美珍、小林 正子他 幼児期の運動や運動遊びの経験が学童期の子どもの生活・健康・体力に及ぼす影響、小児保健研究 第70巻 第5号,2011
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私たちunico世田谷上北沢は、4月に東京都世田谷区にて新規オープンした、2歳~6歳の子どもたち向けの児童発達支援事業所です!
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