本日はペンギンからお届け致します。
こんにちは。
皆様お元気でしょうか。
この時期になると春の運動会を実施している小学校などは、運動会の練習に励んでいる時期ですよね。
みなさまの小学校は秋でしょうか。
それとも春でしょうか。
さて、今日のお話したいことは
「する・しない。」というお話です。
する。しないという言葉だけ見たり聞いたりすると単純に行動のことと理解できると思います。
そんな中、子供とのやりとりになると、
「する。しない。」
という言葉は出てこず、何が出てくるかと言いますと
「出来る。出来ない。」
という言葉です。
「する。しない。」と「出来る。出来ない。」
ではどのように受け取れますか。
明確に違いがあるのですが、どうでしょうか。
「出来る」と「出来ない」は、ある行為や能力が「できるかどうか」を問うもので、主に能力や可能性について言及する際に使われます。
「する」と「しない」は、ある行為を「やるかやらないか」を問うもので、主に行動の有無について言及する際に使われます。
どうでしょう。
上記の意味や意図を見ると何に違いがあるでしょうか。
子供と会話したりする際に
「なんで〇〇出来ないの。」
てつい言ったりしませんか。
本来の言葉で言い換えると
「なんで〇〇していないの。」
となるはずなんです。
なぜでしょうか。
・
・
・
なぜなら、
能力について言っていないからです。
私たちは、行動について会話をしていますよね。
子供の能力について出来ない。
と言い続けると何が起きてくるかと言いますと、本人自身も出来ない。(自分には能力がないから出来ない)と言い出します。
なので本来は、行動についてなんでしていないの?
て聞いてあげると、大抵別のことをしている。
と言う会話につながります。
この「するしない」ってとてもシンプルで
していない時は、何か他のことをしている。ということです。
そうすると会話の先(未来)について何に違いを作ったらいいのか。明確に会話がしやすくなります。
例えば、この時間にしていない(別のことをしている)ことを把握すると会話はどのようにされますか?
出来る出来ないから会話する時よりもより健全に取り扱えるようになりますよね。
私ペンギンの家でも
良く子供と会話する際になんで宿題していないの?
と聞いていると大抵他のお友達と遊んでいる。
という会話になります。
以前は、出来る出来ない。というところから会話するとなんでこの子はできないんだろうと良く妻と悩んでいたこともありました。
しかし、能力のことについて話していた時よりも、行動について話をすると息子がどんな状況なのか息子自身が話してくれるようになりました。
そこからいつするのかという話もするようになりました。
この記事から何か新しい会話になってくれれば幸いです。
では、また。
するしない。
コラム
25/05/13 10:03
