本日は🐧「タキシードポム」からお届け致します。
こんにちは。
先日、東京の幼稚園2園に講演しに行きました。
その中で園長先生と先生交えてお話しする機会もあるのですがそのお話を少し共有させて頂きますね。
私がいつもお話しする内容は
「脳の機能と言葉の使い方」という点です。
その中で私が下記の言葉を投げかけました。
※私たちは、いつのまにか言葉を間違って使っている。
という言葉です。
ここで面白い発見がいつも出てくるのですが、この問いかけに先生たちがディスカッションして下さいます。
というのも、児童にお話したり先生同士でのお話しの会話(言葉)が認識としては〇〇だけど使っている言葉は□□だね。
というところに行き着くのですが様々なシチュエーションでいろんな解釈も含め会話していきます。
さて
この〇〇と□□はどんな言葉が入るのでしょうか。
実際に答えを提示しますので、少し考えて頂けたらと幸いです。
では
〇〇→する。しない。(した。しなかった。)
□□→できる。できない。(できた。できなかった。)
上記の〇〇の認識だけど□□をよく使っていないでしょうか。
先生たちもこの言葉の使い方にびっくりされていました。
というのも、認識としてはした。していない。など行為行動についての事でしたが、
いざ会話言葉として発しているのは、できた。できていない。
という言葉でした。
何が違うかわかりますか?
するしないは、行動について言葉しています。
では
できるできないは、なんでしょうか。
そう能力について言葉しています。
なので本来は、行動行為について私たちは声かけをしているはずが、気づいたら能力についての言葉を使っていることに!
とてもビックリですよね。
なぜなら、児童に対しても先生に対して能力について言及していることに。
補足として下記に記載しますが能力については私たちで判断はあまりしない方が働きますよね。
能力:
「できる」は、個人の能力やスキル、知識などが十分であることを表します。「できない」は、その逆で、能力やスキルが不足していることを表します
スキルや知識があるなしは私たちでは推し量れないですし、そんなふうに人を判断したくないですよね。
なので本来であれば、行動そのものについて言葉してあげることが適切だね。
という会話を園長先生含め先生同士でお話ししました。
ちょっとでも参考にしていただけると嬉しいです。
では、また。
言葉の使い方
コラム
25/06/18 11:01
