児童発達支援事業所
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仲良くなるスキルと指示のルール

研修会・講演会
1月28日の業務終了後に、自主勉強会を実施しました。

今回は、いつもponoponoを応援してくださっている小児神経科医の先生にお越しいただきました。(プライベートでのお話なので、お名前は伏せさせていただきます。)
先生が以前受けた研修の内容が、療育の参考になればと、今回の勉強会を開いてくださいました。

その中で、私たちスタッフも、保護者の方も参考になる内容をご紹介したいと思います。

「親子が仲良くなるスキル」として、3つのdon'tスキルと5つのdoスキル
3つのdon't
 ① 命令しない、提案もしない
 ②質問しない
 ③批判しない、意見も言わない
5つのdo
 ①具体的に褒める
 ②こどもの言葉を繰り返す(状況プラスしてもよい)
 ③こどもの真似をする
 ④行動を言葉にする(実況中継)
 ⑤一緒に楽しんで

上記のスキルを使って、子どもがリードして遊ぶ時間を一日数分だけでも継続して出来ると信頼感やこどもの自己肯定感が育まれるそうです。
ご家庭では、注意したり、指示しなくてもよい環境も整えて、遊べるといいなと思います。

効果的な命令(指示)のための8つのルール
 ①直接的に。子ども自身がすることを明確に。
 ②肯定的に。(〇〇しないで× やめて×)
 ③1回に一つだけ。
 ④具体的に。
 ⑤年齢や発達に見合った表現と水準で。
 ⑥普通の声で。
 ⑦前後に説明.
 ⑧必要なときだけ。
指示後は5秒間待って、こどもにチャンスを作りましょう。


「仲良くなるスキル」と「指示のルール」は、療育の基本として、日々実践しようと心がけていますが、改めて整理して教えていただいたことで、お子さまとの接し方を見直すことが出来ました。

また、先生からは、「アタッチメントの重要性」のお話もしていただきました。
就学前のお子さまにとって、ぬくもりに包まれることは、とても重要だと勉強させていただきました。
ponoponoでは、落ち着きがないお子さんや、お友達に手が出てしまう等のお子さんに「ぎゅーの時間」を提案しています。
お迎えに来ていただいた時に1~2分、保護者の方にぎゅーと抱っこをしていただいています。
最初は、おしゃべりに忙しかったり、数秒だけしかじっとできなかったお子さんも、3カ月目に入った頃には「もっと抱っこして」と延長をねだるほどになりました。
いつも愛情いっぱいに子育てしているとは思いますが、忙しい日常では、なかなかゆっくり静かに抱っこする時間を確保することが難しいと思います。
うまくponoponoのお迎えの時間を利用していただけたらと思っています。
ご興味のある方は、是非、ponoponoをご利用ください。

今後も自主勉強会を実施し、療育の質の向上を目指していきます!
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