STARRY明大前です😊
コグトレのご紹介もまだまだ続くのですが、今回はいったん方向性を変えて、『読みのトレーニング:MIM(ミム)』 についてご紹介させていただききます。
みなさん、「特殊音節」をご存じでしょうか?
たとえば「チューリップ🌷」 という単語。この単語はいくつかの特殊音節から成り立っています。この「チューリップ🌷」という単語を分解していきます。
まず 「チュー」 です。「チュー」 には2つの特殊音節が隠れています。まずは「チュ」 。これは、ねじれる音①「拗音」ですね。続いてそのねじれた音が「チュー」とのびています。こののびる音を②「長音」と言います。この、ねじれた音とのびる音が合わさると、「拗長音」になります。
「拗音(ようおん)」+「長音(ちょうおん)」=「拗長音(ようちょうおん)」 というわけですね。この【拗長音】が 「チューリップ🌷」 の1つ目の特殊音節です。
2つ目、「チューリップ🌷」 の 「リップ」には、小さな「ッ」 がありますね。この小さな 「ッ」 は発音した際音にはなりませんが、必ず表記されます。つまり、「チューリップ🌷」には「ッ:つまる音」 【促音(そくおん)】が隠れています。
この例に出てきた「拗音」「長音」「促音」「拗長音」のほかに、「清音(せいおん)」「濁音(だくおん)」といったものもあります。たとえば 「きつつき」 は4つの「清音」から成り立っています。また、「おんがく」 ということばには「が」 という「濁音」が含まれていますね。「ぱぴぷぺぽ」のように、文字に 「○」 がついたものは「半濁音」と呼ばれます。
以上をまとめると、言葉、【名詞】は①「清音」 ②「濁音・半濁音」 ③「長音」 ④「促音」 ⑤「拗音」 ⑥「拗長音」 の6つから構成されています。このほかに、MIMでは 「片仮名」 も習得できます。
STARRY明大前では、これらの特殊音節を、お子さんたちがより理解しやすい形、定着しやすい方法で習得できるよう、日々の支援プログラムに取り入れています。
次回の『読みのトレーニング:MIM(ミム)』 のご紹介では、具体的な支援方法をお伝えしたいと思います😊👍
読みのアセスメント・指導『MIM (ミム)』
支援プログラム
25/04/09 10:52
