ずっと暑い日が続いていますね!
もうそろそろ涼しくなってほしいと願う日々です💦
そんな中、日頃ご利用してくださる皆様には心より感謝申し上げます😌
久しぶりになってしまいましたが今回は支援内容の一部マトリックスというものをご紹介します!
マトリックスとは写真のようなツールを使って様々な概念を形成していく支援です。
マトリックスを用いた概念形成は、発達の初期段階において、子どもが抽象的な概念や複雑な関係を理解できるように支援するための手法です。
特に、視覚的に情報を整理し、繰り返し提示することで、子どもがより具体的な情報を徐々に抽象化して理解する能力を養うことが可能となります✨
【 マトリックスを用いた概念形成の方法 】
マトリクスは、異なるカテゴリーや特徴を整理して表示するための視覚的なツールです。
これにより、子どもが物事の共通点や違いを理解し、複数の属性を組み合わせた新しい概念を形成することが容易になります。
具体的には以下のような支援や効果などがあります。
🟠カテゴリーの理解🟠
果物、動物、乗り物といったカテゴリーに分類されたマトリクスを作成し、子どもが各カテゴリーに属するアイテムを選び出す活動を行います。
これにより、異なるカテゴリー間の共通点や違いを視覚的に理解する手助けを行います。
例:動物(猫、犬、鳥)、果物(リンゴ、バナナ、オレンジ)など、カテゴリーごとに異なるものを整理して提示します。
🟠特徴の比較と対比🟠
動物の「足の数」「住む場所」「食べるもの」などの特徴をマトリクス上で整理し、それらを視覚的に比較することで、子どもは異なる属性を一度に理解できます。
例:足の数、食べ物、住む場所を軸にして動物の特徴を視覚的に整理する。
🟠概念の抽象化🟠
「大きさ」「色」「形」をマトリクスの軸に設定し、異なる物体を分類させることで、子どもが物体の共通点を理解しやすくなり、抽象的な「大きさ」や「形」の概念が形成されます。
例:異なる色や形、大きさの物体をマトリクス上で整理し、抽象的な概念を引き出す。
🟠視覚的支援による認知発達の促進🟠
視覚的な情報整理は、言語的な説明よりも効果的に情報を伝えることができ、子どもの概念形成をサポートします。
視覚的に整理された情報を何度も目にすることで、子どもは概念を理解するプロセスを強化でき、理解が深まり、自己探求や自己表現の力が育まれます。
🟠コミュニケーションの促進🟠
マトリクスを用いた概念形成は、子どもが自分の考えを整理し、言語や他の表現方法を使って他者と共有する力を育てます。支援者や保護者とのやり取りを通じて、子どもはマトリクス上の情報を元に説明や質問を行うことができ、コミュニケーションスキルも同時に発達します。
【 まとめ 】
児童発達支援におけるマトリクスの利用は、概念形成を支援する上で非常に効果的です。
視覚的に情報を整理し、カテゴリーや特徴を分かりやすく提示することで、子どもが抽象的な概念を具体的な事例から導き出すプロセスを支援します✨
また、繰り返しを通じて学習が促進され、コミュニケーションや認知的な発達も期待できるのが特徴です。
以上、長くなってしまいましたが支援の一部マトリックスについてでした。
ここまで読んでくださってありがとうございました!
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マトリックスで概念形成
支援紹介
24/09/21 16:34