お子さんが手に「いい子」「悪い子」の札を持っています。
(先生手描きの力作です)
先生たちは子どもになりきって寸劇をしました。
.
Aちゃん(先生)
「消しゴム貸して」と言って、Bちゃん(先生)に消しゴムを借ります。
.
Aちゃんは返すときに
「ありがとう」と言って、消しゴムを投げて返しました。
.
先生はお子さんに
「Aちゃん(の行動)は、いい子? 悪い子?」と聞くと
お子さんは
「悪い子」の札を上げました。
.
先生は「すごい、正解!」と即座に強化して(褒めて)
「どこがダメだった?」と聞きました。
.
お子さん「消しゴムを投げたからダメ」
先生「そうだね、消しゴム投げちゃだめだよね。どうしたらよかったかな?」
お子さん「投げないで、優しく返す」
先生「よくわかったね、さすが!」
.
こんなやり取りをしました。
.
これは社会性を育むための上級プログラムの課題です。
日常生活での場面を想定して寸劇でやることもありますし、人形や絵を使って
見せることもあります。
.
人の行動の善し悪しを判断できるようになることで、それを今度は自分に当て
はめて、いい子になろう、いい子としてふるまいたいという気持ちになってくれる
ことをねらいとしています。
.
お友だちとの関りの中で、望ましい行動ができるようになることを目指して練習していきます。
いい子 悪い子
教室の毎日
24/05/15 13:56