今日は言語表出が難しい中学生がきてくれました。
来てくれてから一か月近くなりましたが、ここでは聞いていた自傷行為もなく
イヤマフも外せるようになりすごくご機嫌で来てくれています。
本当にかわいい子で、一緒にいると気持ちが満たされるね。と話をしています。
今回は、前もってタブレットに言語アプリの「えこみゅ」を入れておき、
試してみました。
PECSのように絵カードから選んで表出できるので、携帯を持ち歩けるなら便利なツールになります。
音楽が好きなので音楽を切ろうとして、何度も止めるのを来るたび、「やめて」カードのやり方を教えるとすぐに理解し、タブレットで伝えることができていました。
おやつの「ちょうだい」はかなりのスピードで伝えてきました。
恐らく幼少期の療育でPECSになじんでいたから習得が早いのだと思います。
その後は「トイレ」と押すと、すんなりトイレに向かったり「お茶」や「トランポリン」などしっかりとできていました。
これがマスターして他の人にも指し示す事ができたら、とても過ごしやすくなるのではないかと思います。
今後はそれを人に提示できるスキルを身につけさせてあげたいと思います。
言語表出の代替案として
教室の毎日
24/05/21 12:15