こんにちは!
てらぴぁぽけっと西国分寺駅前教室です!
教室が開所してから1ヶ月が経とうとしています。
保護者様が安心してお子様を預けていただけるよう
お子様が楽しい気持ちで学習していけるよう
職員全員力を合わせて頑張っています!
利用のお子様も増えてきたので、私たちの教室の実際のセラピーの様子もお伝えしながら
てらぴぁぽけっとのABA療育をご紹介したいと思います!
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今回は「言葉」についてお話ししたいと思います。
みなさん「言葉」ってどんな時に必要か考えたことはありますか?
改めて考えてみると難しいですよね。
言葉の発達を促す一番効果的な方法!
それは、お子様が「相手に要求したい」という気持ちを育むことです。
一生懸命「あれは犬だよ!わんわんだよ」と話しかけても
お子様は「犬」という言葉を覚えたいとは思えないでしょう。
しかし「ちょうだい」が言えた時に目の前にいる人から魅力的な玩具や大好物の食べ物をもらうことができたら
「ちょうだい」という言葉はもちろん、玩具・食べ物の名前も覚えて積極的に使っていきたいと思えるかもしれません。
他者に何かを要求したい時が一番言葉を必要とする瞬間だと
私たちは考えます。
私たちのセラピーで最初に獲得してもらう言葉は「要求する言葉」です!
「ちょうだい」
「かして」
「やって」
「読んで」
「もう一回」
「あけて」
「つけて」
「とって」
セラピー中はただ遊んでいるだけにも見えますが、
私たちは遊びのなかでお子様をよく観察し要求行動が出るようにかかわっていきます。
そして要求行動が出た時にお子様の発達段階に合わせた伝え方で要求することを促していきます。
これが
てらぴぁぽけっとの「要求語」というプログラムです。
私たちの教室でも要求語のプログラムに取り組んでいるお子様がいらっしゃいます。
絵本が大好きな1歳のお子様です。
職員が読み終えた絵本を「おしまい」と言って床に置いてみます。
すると、もう一度読んでもらいたくて絵本を再び持ってくる行動が見られました。
この行動が「要求行動」です。
ここでポイントがあります。
「読んで!」と言葉で伝えてもらいたいところですが
このお子様に「読んで」と言ってもらうには、まだハードルが高いです。
しかし、持ってきただけで読んでもらえるのでは言葉の成長を促すことはできません。
このお子様は職員に絵本を渡すことはできるので
私たちは「職員の顔を見る」ことをお子様に求めることにしました。
今後会話をしていくことを想定した時に「アイコンタクト」は大切な要素だからです。
顔を見ることができた時に職員が「読んで」と代弁し読み始めます。
4回目の利用の時に嬉しいことがありました。
職員が持ってるおもちゃが欲しくてお子様の手が伸びた時です。
絵本の時と同じように、顔を見ることができたら「ちょうだい」と職員が代弁して玩具を渡していました。
何度か繰り返していると、要求行動と一緒にお子様から「あー」と声を出すことができました!
偶然かもしれませんが、職員は「ちょうだい言えたね!すごい!」とたくさん褒めました。
すると、次の「ちょうだい」の場面でも手を伸ばすと同時に再び声を出すことができました。
声を出すことはまだ求めていない段階だったので、
お子様から声を出してくれたことがとっても嬉しい瞬間でした。
「あー」から「だい」
「だい」から「あーだい」など
「ちょうだい」と言えるようになるまで
私たちはスモールステップで練習していきます。
お母様から離れがたくて最初は泣いていたお子様ですが、
週に何度かご利用されていることもあり、慣れるまでが早かったのも短期間でステップアップできた理由の一つかと思います。
先生の名前も呼んでくれる日がくるかな?
これからの成長が楽しみです!
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定員になってしまった時間帯もありますが
まだご案内できる時間帯もございます。
利用を検討しているが預けるにあたり不安がある
お子様の発達で気になることがある
利用したいけどどうしたらいいの?
などなど、お気軽にご連絡くださいね。
見学も受け付けております!
てらぴぁぽけっと西国分寺駅前教室
〒185-0024
国分寺市泉町3-37-31 サンエフビル2階
042-312-2752
◆言葉の成長の促し方◆
教室の毎日
24/07/19 16:35