本日は土台療育についての事例をご紹介いたします!!✨✨
■K君 (未就学児:4歳)
【入所時】 令和5年4月利用開始
主な遅れ:発語・他児との関わり・ボディーイメージ
単語・二語文での表現のため、思いがうまく伝わらず他児に噛みついてしまうことが多々見られた。
他児と玩具等を共有することができず、思い通りにならないと癇癪を起こし、おさまらなくなってしまう状態。
落ち着きもなく、座って食事することができずに、立ち歩いたり寝転がりながら食事をしていた。
【利用状況】週4日
【現在】令和5年9月30日
発語の発達の表れか、よだれが多く出始め、何でも口に入れようとする行動が目立つようになった。
反面、他児に噛みつく行為は減少。気の合う友だちができ、他児に自らコミュニケーションをとる機会が増えてきた。単語ではなく会話でのやりとりができるようになってきている。
言葉が出るようになってきたため、自分の気持ちを言葉で伝えることができるようになった。
それにより、癇癪を起してしまうことがほとんど無くなった。
食事も今ではきちんと座って食べることができるようになっている。
利用開始時は補助を必要とするため、幼稚園への登園が週3回だったが、
幼稚園からも大きく発達しているとお話があり、現在では週4回の登園に増えている。
【感覚刺激遊び】※感覚統合・原始反射統合
ハンモックにぶら下がったり、腹ばいになり勢いをつけてスピード感のある乗り方をして遊んでいた。
また、ハンモックを使って回転したり、揺れることで前庭覚をたくさん刺激していた。
体に圧が入る遊びも好んで行っており、狭いスペースでかくれんぼをしたり、ハンモックで体全体を包み込むことで固有受容覚を刺激していた。
みちしるべ中部には発達専門家がいます。ご相談にのりますので、お気軽にお問い合わせください(*^^*)
発達土台療育の発達事例①
教室の毎日
24/04/29 12:15