Acornでのサーキット1シーンです。
ここでの課題を説明しますと
3mの天井から紐でぶら下がっている鈴(床から2m程度)へ
0.5m離れた土台(高さ0.4m)に乗ってジャンプして鳴らす。
というものです。
文章にするととても難しいんですが
鈴を鳴らすために必要な動作を細かく分けるともっともっと難しいです。
今回はあえて簡単に細分化してみます。
①まずは鈴を視認して距離感を測ること
届くという自信(ジャンプ力や身長等も含む)がなければ挑戦することはできません。写真に写っている子は身長100センチ程度で自分の倍程の位置までジャンプしないといけませんが、スタッフのお手伝いを頼まず果敢に挑戦しました。ここでは自分が感じた距離感によってどれだけ力をこめてジャンプをするか、加速が必要かを考えないといけません。
②土台に乗ってジャンプをする
踏み込む範囲が床に比べると非常に狭いため、人によっては恐怖感を感じるかもしれません。そしてここで一番大事なのは「協調運動」です。ジャンプは足の運動ですが、身体から足だけを切り離すことは当然出来ません。足・膝・腕・姿勢・頭の位置等々身体全体を使ってジャンプしないといけません。
それらが上手く統合できること、自分が考えた通りに身体を動かすことが出来て初めて理想のジャンプが実現されます。
そして両足でジャンプするのか、利き足を踏み込むのか、利き足の反対で踏み込み利き足はバランスを取るのか踏み込む瞬間も非常に重要です。
③鈴を視認しながら手で触れる
ジャンプした後、鈴までの距離感を測りながら手を伸ばさないといけません。なかには視認することは諦めて腕を限界まで伸ばすことに集中する人もいるかもしれません。とにかく最後の最後まで距離感を感じることがとても重要です。
結果はとてもわかりやすいです。届いたか届いていないかは鈴が鳴ったか鳴っていないかで判断できるため、一度挑戦して出来なくてもたいていの子は2回目3回目で軌道修正して鈴を鳴らすことが出来ます。
軌道修正は、自分の力だけでは難しいと判断してスタッフへお手伝いをお願いすることも含みます。
ここでのサーキットはあくまでも「鈴を鳴らすための力をつけよう」ではなく、「鈴を鳴らすために必要な感覚を体験しよう。知ろう。」というところが第1の目的であるためです。
かなり長くなりましたが、ひとつひとつの動作を細かく分けるとざっくりこのような要素が入っています。
じゃあどのようにしたらうまく感覚を統合して、運動機能をあげることができるのか?それはもう経験すること。運動することにつきると思います。
失敗することを極端に嫌がる子もたくさん居ますが、元を辿ってみれば細かい運動がバランスよく出来ておらず、失敗を重ねてしまうことで運動嫌いになってしまいます。
それらをうまくつなぎ合わせてバランスよく活用することで、苦手を徐々になくしていく。運動嫌いから運動好きとなることで挑戦する力も身に付いていき、運動不足も回避できるのかなと思います。
これからもAcornでは室内プレイルームでの遊びや運動プログラムのサーキットや時にはお外に行き公園遊び等を取り入れて、子どもたちへ運動の経験を積んでいってもらいたいなと思っています。
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見よこの見事なジャンプ!
教室の毎日
24/11/15 11:27