運動は、脳の働きと密接な関係があります。運動をする中で、脳は判断したり、二つのことを同時に行なったり、予測したり、様々な仕事をしています。その時に、脳のネットワークが育てられます。このネットワークは、運動の時だけではなく、勉強の時にも活用されます。運動することは子どもにとって、脳のネットワークを育てることで学力を向上させる大きな要因となります。
幼児期に、運動が好きになり、好きになった運動にたくさん取り組むことが何よりも大事です。その結果、活動量が増え持久的運動能力が上がり、学力が大きく伸びるといわれています。
私達の脳は、部位によって担う役割が違っていて、学力に関係するのは、大脳新皮質という部分が担っているといわれます。この大脳新皮質の中でも、役割分担があり、言葉を担当する場所、身体の動きを担当する場所、社会性を担当する場所など様々あります。
そして、その中で学力を育てるために不可欠な集中力を担当するのが、前頭前野の背外側部といわれる場所で、この部位はこめかみの少し上あたりにあるといわれています。
前頭前野を活性化する方法として、
・運動を積極的に取り組む
・図画工作などの創造的な活動
・バランスのとれた食事
・良質的な睡眠
日常の生活で勉強する時に、集中して勉強するか、注意散漫な状態で勉強するかで、その成果は大きく異なり、短時間でも集中して勉強に取り組むことによって、子どもたちの学力が伸びていくので、運動を適度に取り入れながら、生きる力を伸ばしていきましょう
【運動で養われる[生きる力]】
LUMOの療育について
24/08/29 15:38