こんにちは!
児童発達支援・放課後等デイサービスLUMO(ルーモ)守口第二校です。
今回は「TLR (緊張性迷路反射) 」についてご紹介します。
「TLR」とは、乳幼児の発達における原始反射の一つで、首や体の位置に応じて筋肉の緊張状態が変化する反射です。
1. 前方TLR(前屈反射):頭を前に倒すと、全身の筋肉が収縮し、腕や脚が曲がるようになります。この反射は、胎児が丸まった姿勢を保つのに役立ちます。
2. 後方TLR(伸展反射):頭を後ろに反らすと、筋肉が伸展し、体がまっすぐに伸びます。これにより、赤ちゃんが体を伸ばして成長し、姿勢を調整することが促されます。
首の筋力を向上させることに加え、脳の側頭葉と関係しているため、聞いたことを理解する力や、見たものや言葉を覚えたりする力を高めるきっかけにもなります。
また、バランスと空間の位置感覚と、視覚や固有受容感覚(自分の身体の位置や動き、力の入れ具合を感じる感覚)が、チームでバランスを取るために必要だとされています。
この反射は、「ハイハイをする時期が短かった」「ハイハイをしなかった」などのお子さんに残りやすいです。
残存によるトラブル
バランス感覚の発達の遅れ→転びやすい
固有受容感覚の発達の遅れ→乗り物酔い
首の動きに対して、体幹部が無意識に連動する→姿勢不良
言語受容や聴覚認知トラブル→発語、言語理解のトラブル
側頭葉の機能トラブル→文字の読み書きに困難さを感じる
首を動かす運動が苦手→平泳ぎが苦手
TLRの統合には、首を使う運動をさせることが効果的です。
(例)マット運動、クマ歩き、スーパーマンごっこetc.
LUMOでは、「原始反射の統合」を目指した運動療育を行っています。お子さまと一緒に体を動かしながら、「楽しい!」「できた!」という成功体験をたくさん感じていただけます。
守口第二校では、児童発達支援・放課後等デイサービスを通じて、日常生活や学校生活の困りごとをサポートしています。現在、無料相談や無料体験も受付中です。運動療育に興味がある方や、ADHDやASD、DCDに関するお悩みをお持ちの方は、ぜひ一度体験してみてください。
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原始反射のご紹介③
教室の毎日
24/10/03 15:56