🔄子どもの強いこだわり、どうしたらいい?
~「これじゃなきゃイヤ!」に振り回されないために~
「同じ服じゃないと着てくれない…」
「お皿の並べ方が違うと大泣き…」
「いつもと違う道を通るとパニックに…」
そんな**“強いこだわり”**に悩まされていませんか?
■ どうしてそんなにこだわるの?🧠
こだわりの強さには、いくつかの理由があります:
🔁 ① 見通しがつかず不安になるから
→ 「いつもと同じ」が崩れると、「次にどうなるか分からない」不安でいっぱいに。
🧸 ② 安心できるやり方が決まっているから
→ お気に入りの手順や順番、道、物が「心の安定剤」になっていることも。
🧠 ③ 感覚が敏感だから
→ 服の素材、音の違い、温度など、本人にとっては「大問題」のことがある。
🧩 ④ 発達の特性がある場合も
→ 自閉スペクトラム症(ASD)など、柔軟な思考や切り替えが苦手なことがあります。
■ 無理にやめさせなくてOK◎
「このこだわり、どうにかやめさせたい…」と思うかもしれませんが、
急に変えたり、無理にやめさせようとすることで、かえって混乱やパニックにつながることもあります。
まずは、「こだわるのには理由がある」と理解してあげることが第一歩です。
■ 放課後等デイサービスでの支援例✨
私たちの施設では、強いこだわりがあるお子さんに対して、
**「無理に変える」のではなく「安心できる方法で少しずつ変えていく」**ことを大切にしています。
⏳ スケジュール提示で見通しを持たせる
🧸 こだわりを否定せず、気持ちを受けとめる関わり
🔁 「変化の練習」を遊びの中に取り入れる
👨👩👧 保護者と連携して、家庭でもできる工夫を共有
「少しだけ違うものでも大丈夫になった!」
「毎日同じじゃなくても安心して過ごせるようになった!」そんな“ちいさな変化”を一緒に喜びながら支援しています😊
毎日の“こだわり行動”
BLOG
25/06/14 18:55
