みなさんこんにちは。
今日はみんなでブルーインパルスを見に行きました('◇')ゞ
暑かったですが、機影が見えるまでお子様たちはよく耐えてくださいました。
感謝です。別のブログに書きましたが写真よりも実際には、青色の機体が肉眼でクッキリ見えていました。
そして、みんな帰ってきてから、麦茶をたくさん飲んでもらいました(・。・;
このお子様も一緒に見に行っていただいたのですが、
このお子様で今日、すごくうれしいことがありました。
以前、紹介させていただいた 選択カード。
おもちゃの写真を一覧で見れるようにして、カードをご自分でチョイスして職員にリクエストするものなのですが・・・
そのカードの一つを選択して、職員に差し出してくださいました。
自立したコミュニケーション1upしたかなと感じました。
このお子様は言葉がゆっくり。
要求もクレーンでの表現が多かったのですが、このようにご自分からカードで差し出してくださいました。
今後は、パラレルトーク(ご本人の行動や気持ちをことばでおとなが代弁してご本人へ投げかける)にて、「かして」などの言葉を、カード選択の際に職員が声かけをしていこうと考えています。
言葉がゆっくりのお子様に、その前に必要なことは「共感性」です。
その共感性を引き出すためにのそのお子様の遊びに、おとなが追従し、入り込み、そしてご本人から信用・信頼を得る。
そうして初めて、そのお子様が この人とコミュニケーションをとりたい。
と、思っていただくことで 言葉によるコミュニケーション につながります。
ある女性のエピソードというか、その方から学んだことです。
この女性はお勉強自体は大嫌いで、いわゆる天然なことも良く言われていたのですが、英語、フランス語はペラペラです。留学したのか?と聞いても旅行は行くけどずっと日本よ!と答えられていました。
親しくなる機会があり、なぜそれほどの語学力があるのかと聞くと、
「彼がカナダ人だから」と答えてくれました。
で、すかさず、「この人ともっと話したい、理解し合いたい、と思うと、なんとかしてそのとき知っている言葉を使ってつながろうと考えて、・・・こうなった(付き合うようになった)」と教えてくださいました。
それから10余年。ことばの専門書(言葉のつまずきのあるお子様への著名なSTの方の著書)にも、同様の理屈が書かれていました。
この人とつながりたい。そうなると共通ツールとして言葉が必要となります。
だからつながりたいと思ってもらえるように、その方を理解するために、まずはその人の世界にこちらから入ること。 こちらからということが必要です。
それが、言葉がゆっくりめの方への最初の関わりだと考えています。
言葉はあとからでも良いのです
支援の考え方
25/07/12 19:06
