
ここでは、ある日の未就学児の療育風景をご紹介したいと思います。
この日は、言語聴覚士が担当をし、まずは小集団プログラムから行いました。
課題は、以下の通りです。
(1)卵の型はめパズル【色と形の照合】
(2)錠前開けゲーム【手指巧緻性、数字と量の理解】
(3)イラストシルエット照合【視空間認知】
【その他、ルールの理解、聴覚的把持力、全般性注意能力の内、持続性注意、及び、選択性注意能力、分配性注意能力、社会的協調性、粗大運動等】
対象児は、先生の手を借りることなく、基本的には、1人で課題に取り組む事ができました。所々、相手のお子さんが獲得をしたアイテムを奪ってしまうなど、ルールを無視する行動がありましたが、その際は、ゲームのルールは守らなければならないと言う話をお伝えすると、ご自分の中で、納得が出来なくても我慢をすることができ、また、勝負に敗しても負けの受容もできました。
その後は、個別療育を実施。
療育内容は、以下の通りです。
(1)「き」で始まる単語プリント、意味理解、及び、平仮名の理解
(2)比べる問題プリント
(3)シール貼り付け課題、8ミリの小サイズ
「き」で始まる単語プリントにおいて、ターゲットの数が多い事で、多数の刺激に妨害され、正しくひらがなを読むことができても、正答を見つけ出す事に苦労をされていました。しかし、後半になると、要領を掴み、少しの足場掛けにより自力で解決をする事が出来るようになりました。
比べる問題プリントにおいては、先生より口頭で問題文を読んで差し上げて回答をしていただきました。療育者は、対象児の視線の先を確認しつつ、注意がプリントに向けられているかを確認しながら進めていきます。また、先生からの問いかけやヒントに対して、的確に理解をし、課題を進めることができました。問題の解き方・考え方(ストラテジー)をお伝えした事で、最終的には全問正答を得る事が出来、処理速度も上がりました。
この日は、個別療育30分、小集団活動30分、その後は、自由遊びでお友達とおままごとを楽しみお帰りとなりました。
初めて会ったお子さんとも、社交的に遊ぶことができ、多少の喧嘩もありましたが、正しい行いを学ぶ機会となり、沢山笑って、泣いて、学びの多い1日となったと思います。
この日は、言語聴覚士が担当をし、まずは小集団プログラムから行いました。
課題は、以下の通りです。
(1)卵の型はめパズル【色と形の照合】
(2)錠前開けゲーム【手指巧緻性、数字と量の理解】
(3)イラストシルエット照合【視空間認知】
【その他、ルールの理解、聴覚的把持力、全般性注意能力の内、持続性注意、及び、選択性注意能力、分配性注意能力、社会的協調性、粗大運動等】
対象児は、先生の手を借りることなく、基本的には、1人で課題に取り組む事ができました。所々、相手のお子さんが獲得をしたアイテムを奪ってしまうなど、ルールを無視する行動がありましたが、その際は、ゲームのルールは守らなければならないと言う話をお伝えすると、ご自分の中で、納得が出来なくても我慢をすることができ、また、勝負に敗しても負けの受容もできました。
その後は、個別療育を実施。
療育内容は、以下の通りです。
(1)「き」で始まる単語プリント、意味理解、及び、平仮名の理解
(2)比べる問題プリント
(3)シール貼り付け課題、8ミリの小サイズ
「き」で始まる単語プリントにおいて、ターゲットの数が多い事で、多数の刺激に妨害され、正しくひらがなを読むことができても、正答を見つけ出す事に苦労をされていました。しかし、後半になると、要領を掴み、少しの足場掛けにより自力で解決をする事が出来るようになりました。
比べる問題プリントにおいては、先生より口頭で問題文を読んで差し上げて回答をしていただきました。療育者は、対象児の視線の先を確認しつつ、注意がプリントに向けられているかを確認しながら進めていきます。また、先生からの問いかけやヒントに対して、的確に理解をし、課題を進めることができました。問題の解き方・考え方(ストラテジー)をお伝えした事で、最終的には全問正答を得る事が出来、処理速度も上がりました。
この日は、個別療育30分、小集団活動30分、その後は、自由遊びでお友達とおままごとを楽しみお帰りとなりました。
初めて会ったお子さんとも、社交的に遊ぶことができ、多少の喧嘩もありましたが、正しい行いを学ぶ機会となり、沢山笑って、泣いて、学びの多い1日となったと思います。