ある日、中学生の女の子が「先生…困っているの」と相談に来ました。
彼女は好奇心旺盛で、何にでもチャレンジしたがる、明るく活発な子です。
最近はクッキングに目覚めたようで、楽しそうに取り組んでいたのですが、どうやら少し困りごとが出てきたようでした。
その困りごとは、2つ。
1.冷蔵と冷凍の違いが分からず、どちらにしまえばいいのか仕分けができないこと
2.電子レンジで温められるものと、そうでないものの違いが分からないこと
そうか、そんなところにも子どもたちの「?」があるのだなと、あらためて気づかされました。
それからは一緒にカードを使って仕分けをしてみたり、用途に応じた保存方法を学んだり、実際に冷凍してみたり。
「こんな風になるんだね!楽しい!」と笑いながら、身近なことを一緒に体験しながら学んでいきました。
クッキングそのものも大切ですが、こうした “生きていくための知識” を身につけることも、大事な学びなんだなと、しみじみ感じた時間でした。
“できない”を楽しむ、生きる力のレッスン
教室の毎日
25/06/30 14:23