みんなで「人狼ゲーム」を行いました！
今回は複雑な役職は使わず、あえてシンプルに【市民】と【人狼】の2つだけに絞って挑戦。
初めての子もスムーズに理解できるようにルールを整えて進めていきました。

まず最初に、役職が書かれた紙を1人ずつ配り、静かに確認します。

「市民」か「人狼」か──

みなさん自分の役割を知った瞬間、表情に出ないようにしていました。

ゲームは“夜の時間”からスタートします。
みんなには床に伏せてもらい、静かに目を閉じてもらいます。
その中で「人狼」の子だけがゆっくり顔をあげ、相談して追放する人を1人を選びます。
この時の緊張感、ドキドキするのに、声を出さずに意思を合わせる姿がとても立派でした。

“昼の時間”になると、今度は全員で話し合い。
市民も、市民のふりをしている人狼も、一緒になって「誰が怪しい？」「あの子の表情が気になる…」など、あちこちから意見が飛び交います。

この話し合いの中では、

・人の話を最後まで聞く力
・自分の考えを言葉で伝える力
・相手がどんな気持ちで話しているか想像する力

など、まさにコミュニケーションの要素がぎゅっと詰まった時間になります。

予測が外れてしまう場面もありましたが、それもまたゲームの面白さのひとつ。
勝ち負けだけではなく、考えた過程をみんなで振り返ることが学びにつながっていました。

何回か繰り返すうちに、話し合いの仕方が上手になったり、子どもたち自身の成長を感じる場面も。

遊びの中に、コミュニケーション、論理的思考、そして感情のコントロール──
さまざまな力が育つ、人狼ゲームならではの活動になりました☺