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【学習療育が強い】Gripキッズ八千代緑が丘校 第二教室のブログ一覧

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「SSTとは?」Gripキッズ八千代緑が丘校第二教室

第二教室は、第一教室と同じく
療育の中心は「学習」です。
そして「工作・ゲーム等」の「SST」も行います。

今回はこのSSTについて書きたいと思います。
「SST」は「ソーシャル(社会的)スキルトレーニング」と呼ばれ
社会のルールや人との関わり方を学びます。

・ゲームで「負けた時」の気持ちのコントロール
・電車の乗り方
・順番やルールを守る
・時計の見方

などもSSTの一環です。
SSTはすごく幅が広い療育で
「ふわっと」しているのも事実。

このふわっとしているSSTを
療育からではなく、言葉として
考察したいと思います。

みなさまが考える
「社会」とは何でしょうか?

まず、
「社会」に似ている言葉に
「会社」があります。

「会社」を定義するときに、
よく用いられるのが、
「共通の目的を持つ複数の人が集まり、
利益を上げることを目的とした集合体」です。

社会は会社を上下入れ替えているので
相反するモノと考えると

「価値観の違う不特定多数の人が集まり、
異なる意見の集合体」と定義しても良いかな?
と思っております。

「SST」=社会的スキルトレーニングの本質は、
「異なる価値観(他人)を受け入れるためのスキル」トレーニング
と考えられるのではないでしょうか?

先ほどあげた、
・ゲームで「負けた時」の気持ちのコントロール
・順番やルールを守る

などは自分以外(他人)が関わりますので、
典型的な「SST」の例になるかと思います。

時計の見方も、時計が読めないと
待ち合わせに遅れたり、
片付けなども、自分以外が関わる
場合がありますのでSSTになります。

SSTとは、何だろう?
社会的スキルトレーニングとは?
具体的にどういうことだろう?
と考えたとき、
言葉から考えてみると
「異なる価値観(他人)を受け入れるためのスキル」トレーニング
になるのではないでしょうか?

そもそも人間関係において、
マニュアル道理に動くことは少ないです。

単に「こう言えばいい」「こう振る舞えばいい」
といった ルールを覚えることがSSTの目的ではなく、
「相手は自分とは異なる考えや感じ方を持っている」
という価値観を受け入れるための土台づくりこそが、
SSTの本質ではないかと考えています。

そして、
「自分とは異なる価値観を理解し、相手を尊重する」
ための言葉の選び方や表情、距離感を、
実際の療育で経験しながら育んでいくことが、
何よりも大切なのではないでしょうか。

「言葉」の重要性。
Gripキッズ八千代緑が丘校第一教室、
第二教室では、言葉の本質を
子どもたちが療育で学んで欲しい
と考えています。

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