児童発達支援事業所
  • 空きあり
  • 送迎あり

児童発達支援 さんさんキッズのブログ一覧

近隣駅: 博多南駅、春日駅 / 〒816-0851 福岡県春日市昇町7丁目83
24時間以内に5が見ています!
空き確認・見学予約
電話で聞く場合はこちら 050-3177-4749

手は口ほどに-その2

教室の毎日
前号では、「目は口ほどにものを言う」という時の「目」と同じように、こどもの手の動きに宿る「気持ち」の見守りにふれました。言語活動には、かかわり合う相手の存在、心に描くモノや出来事の意味、それらの前提となる、見る・聴くことへの集中力や感情、発音機能、などの機能的な結びつきが必要ですが、心に意味を蓄えていく途上にある幼少期は、手のはたらきは大きな位置を占めます。手先の過敏さによる制約はもちろん、もし、マヒなどで手のうごきにハンディを抱える場合でも、目や耳と協応して手と同等の操作感をイメージできる体感サポートは重要です。
そういう意味で、本来、言語と手のはたらきは、いわば隣り同士の関係にあって、互いのうごきをとりもつ気持ちの育ちが大切であるように思います。ちなみに、お話をしながらあれこれ手を動かすのは、ことばと手が、互いに、思いを表現する際の「合い方」であるようにみえますが、ペンフィールドという医師による脳地図では、手と口を担当する場所が隣接していることにも関係があるのかもしれませんね。
発語のない自閉症スペクトラムのお子さんの何人かが、字やシンボルを覚え始めた時期に、宙を何か指で描くように動かすのを見たことがありますが、あれはいわば「独り言」とでもいうのか、何かを自分で確認しているしぐさのような気がします。(その後、お母様からいくつかのことばを駆使しているという情報をいただいたことがあります)
そういえば、前号の粘土ペッタンで紹介したHちゃんは、「最近、両手でのあそびが多くなったよねぇ」と感心するスタッフの前で、手にしたバッグにボールを拾って入れて、笑顔でバッグブラブラ‥まだことばではきけないけど、心に描くお話はなんだろうねヾ(⌒▽⌒)ゞ

掲載情報について

施設の情報
施設の情報は、株式会社LITALICOの独自収集情報、都道府県の公開情報、施設からの情報提供に基づくものです。株式会社LITALICOがその内容を保証し、また特定の施設の利用を推奨するものではありません。ご利用の際は必要に応じて各施設にお問い合わせください。施設の情報の利用により生じた損害について株式会社LITALICOは一切責任を負いません。


利用者の声
利用者の声は、施設と関わりをもった第三者の主観によるもので、株式会社LITALICOの見解を示すものではありません。あくまで参考情報として利用してください。また、虚偽・誇張を用いたいわゆる「やらせ」投稿を固く禁じます。 「やらせ」は発見次第厳重に対処します。


施設カテゴリ
施設のカテゴリについては、児童発達支援事業所、放課後等デイサービス、その他発達支援施設の3つのカテゴリを取り扱っており、児童発達支援事業所については、地域の児童発達支援センターと児童発達支援事業の両方を掲載しております。