小学4年生の男の子。
「3桁割る1桁の割り算の筆算」に苦戦していた。
「先生わかんね‥‥」男の子が困り顔でこちらに助けを求めている。
315 ÷ 3
1 1
---------------
3│3 1 5
3
--------------
1
3
【百の位】
「3 ÷ 3は?」「1」。
すぐに男の子は答える。
十の位の1を下におろす。
【十の位】
相手は”1”という小さな数字。
彼は小さな数字、「1」をたててみた。
3 × 「1」 = 3
すると、”1”の下に3がきてしまう。
「先生1から3は引けないよ…」と、男の子。
「もっと小さい数字はいくつかな?」
考えた末...
「0?」少し自信なさげに答える。
3 × 0をして0と書く....。
しばらくすると、
「先生出来たよ」
すっきりした顔で男の子はこちらを呼んだ。
割り切れて計算できたようだった。
知っている範囲。
今日はその枠を少し広げられたのかもしれない。
知ってることが広がることが勉強
教室の毎日
20/05/18 20:38