作業療法士さんイチオシ!「なんでこれするの?」が知りたい娘の愛読書
ライター:Chie
生活面の動作を言葉で教えるのって、なかなか大変!そんなとき、作業療法士さんから教えてもらったこの本は大きな助けになりました。
やり方・手順の「理由」を知りたがる娘。一体どうすればいい?
娘は、見よう見まねで他人の動作を真似するのが苦手です。
そして自分のやり方にこだわるあまり、私が何か作業の手順を教えようとすると、
「何でそうやらなくちゃいけないの?」
と理由を聞きたがります。
そうかと思えば、なぜかテレビや本で言っていることにはすんなり従うことも…
そんな彼女に日々私が感覚的にやっている、日常生活に必要な動作を教えるのは一苦労でした。
やってみせる以外の方法で、どうすれば細かい手順を娘に伝えられるのか?
悩んでいましたが、娘はうまくできないと癇癪を起こすこともあったので、私は疲れ果てていました。
そして自分のやり方にこだわるあまり、私が何か作業の手順を教えようとすると、
「何でそうやらなくちゃいけないの?」
と理由を聞きたがります。
そうかと思えば、なぜかテレビや本で言っていることにはすんなり従うことも…
そんな彼女に日々私が感覚的にやっている、日常生活に必要な動作を教えるのは一苦労でした。
やってみせる以外の方法で、どうすれば細かい手順を娘に伝えられるのか?
悩んでいましたが、娘はうまくできないと癇癪を起こすこともあったので、私は疲れ果てていました。
作業療法士さんおすすめの一冊『せいかつの図鑑』
ちょうどその頃、私から日々の様子を聞いた作業療法士さんが一冊の本を持ってきてくれました。
「はっきりしたやり方とか、細かい手順とか、やる意味とか、お母さん説明するの大変でしょう?
これを渡してあげれば、彼女なら自分で本を見ながらやると思いますよ!」
開いてみると、まるで日常生活のマニュアルのような本!
これならきっと彼女に合ってる!
きっと私がやり方を説明するより、この本を渡したほうが上手くいくに違いない!
そう思った私は、すぐに書店へ走りました(笑)
「はっきりしたやり方とか、細かい手順とか、やる意味とか、お母さん説明するの大変でしょう?
これを渡してあげれば、彼女なら自分で本を見ながらやると思いますよ!」
開いてみると、まるで日常生活のマニュアルのような本!
これならきっと彼女に合ってる!
きっと私がやり方を説明するより、この本を渡したほうが上手くいくに違いない!
そう思った私は、すぐに書店へ走りました(笑)
日常動作の細かな説明に、大人もびっくり!
例えば「雑巾の絞り方」。
今までの私のやり方なら一緒に絞って見せて「ここをこう、そうそう、そしてぎゅーっとね。」という説明でしたが、
今までの私のやり方なら一緒に絞って見せて「ここをこう、そうそう、そしてぎゅーっとね。」という説明でしたが、
①ぬらした ぞうきんを ぼうのように まとめる。
②りょう手を たがいちがいに して たてに もち、ひねる。
③よぶんな 水が 出てくる。ぞうきんから 水が 出なく なるまで、②と③をくりかえす。
という手順。
そして、写真には
そして、写真には
「手首を 内がわに 入れるように ひねる。」
「しぼりおわると、親ゆびの つめが 見えなく なる。」
と、ひねり方の説明もついています。
さらに、どうしてこのように絞ると良いのか?という動作の理由までも書いてあるのです。
普段何気なくやっている「雑巾を絞る」というひとつの動作をここまで言葉に、しかも子どもにわかりやすくすることはなかなかできませんよね。
ですが、こういった「具体的な説明」や「明確な理由や根拠」こそが、娘のようなタイプには必要で、
動作を定着させるためには一番の近道でもあります。
それをこんなに細かく丁寧にまとめてくれているこの一冊は、とても頼りになります。
さらに、どうしてこのように絞ると良いのか?という動作の理由までも書いてあるのです。
普段何気なくやっている「雑巾を絞る」というひとつの動作をここまで言葉に、しかも子どもにわかりやすくすることはなかなかできませんよね。
ですが、こういった「具体的な説明」や「明確な理由や根拠」こそが、娘のようなタイプには必要で、
動作を定着させるためには一番の近道でもあります。
それをこんなに細かく丁寧にまとめてくれているこの一冊は、とても頼りになります。