食べ残しは絶対ダメッ!カタブツADHD息子が学校で招いた珍事

ライター:かなしろにゃんこ。
食べ残しは絶対ダメッ!カタブツADHD息子が学校で招いた珍事のタイトル画像

ADHDの個性が強く輝く息子はできないことも多いけれど、食べ物の好き嫌いが全くないのは褒められることの一つです。ちょっと考え方は偏っていてそこだけは気になるんですけどね。

忘れ物や衝動性で怒られてばかりのADHDの息子。唯一褒められることそれは…

食べ物の好き嫌いがない息子
Upload By かなしろにゃんこ。
普段は衝動性や忘れ物の特性があり、怒られることがとにかく多いADHDの息子。そんな彼にも唯一褒められることがあります。

それは、なんといっても「好き嫌いがなく、出されたものは全て食べるところ」!嫌いなものありません!

恐い存在の父親から「食べ物を大事にしろ!残すな!」と小さい頃から厳しくすりこまれ、食事のマナーもきちんとしていました。

行儀よく、食べ残さないのは素敵!でも褒めるたびに不安なこともあって

息子は「食べ残さない自分」をすごく誇らしく思い、自信を持っているようです。食事に敬意を払い、絶対食べ残さない姿は私も嬉しいので、よく褒めています。

しかし褒めれば褒めるほど、その反応に気になることもあって…
食べ物は残すべきでないと主張する息子
Upload By かなしろにゃんこ。
どうやら息子の頭の中はこんな風になっていたようです。
息子の頭の中
Upload By かなしろにゃんこ。

その厳しいマイルール、他人に押し付けるのはちょっと待って!

発達障害がある子の中には、親の意見を疑わずにのみこんでしまう子もいると聞きます。

夫や息子の考えも基本的には間違っていません。でもだからといって、偏った考えや厳しいマイルールにとらわれないでほしい。

自分には厳しくしてもいいけれど、他者は優しい目で見てほしい
そう思った私は、息子に

「体が小さい子は給食を全部食べれない場合もあるよ!」
「体調が悪くて食欲がない人もいるよ」
「歯が痛い人は泣く泣く残しちゃう場合もあるよ」

と他人の状況を想像できるように教えました。

「そういうこともあるのか…そういうのは仕方ないよね」と、その時は素直に納得できたようでした。
食べられない人にも様々な理由があることを伝える
Upload By かなしろにゃんこ。
療育支援探しバナー
次ページ「それでもやっぱり気になる!クラスメイトの食べ残しに息子は…」

追加する

バナー画像 バナー画像

年齢別でコラムを探す


同じキーワードでコラムを探す



放課後等デイサービス・児童発達支援事業所をお探しの方はこちら

放課後等デイサービス・児童発達支援事業所をお探しの方はこちら

コラムに対する投稿内容については、株式会社LITALICOがその内容を保証し、また特定の施設、商品及びサービスの利用を推奨するものではありません。投稿された情報の利用により生じた損害について株式会社LITALICOは一切責任を負いません。コラムに対する投稿内容は、投稿者の主観によるもので、株式会社LITALICOの見解を示すものではありません。あくまで参考情報として利用してください。また、虚偽・誇張を用いたいわゆる「やらせ」投稿を固く禁じます。「やらせ」は発見次第厳重に対処します。