LD息子が文化祭で大活躍!開演のブザーが鳴り響くと、そこにはマイクを持った息子が…
ライター:ひらたともみ
現在中学生のLDがある息子リク、勉強が苦手ならば…と芸術的なセンスに少し期待していたこともありました。しかしそれも諦めていたころ、母親の私が全く知らなかった意外な才能を見せつけられる出来事がおこったのです。
LDっ子のデコボコ受験奮闘記 VOL.2「親の知らない息子の姿に母ガクブル!」
授業参観すら来てほしがらない息子から文化祭に誘われた日
LDを含めた発達障害といわれる人の中には、芸術的でクリエイティブなセンスがある人が少なくないという一説があります。
ほんの一例をみただけでも、とても個性的で、唯一無二の存在と言える方々です。
ほんの一例をみただけでも、とても個性的で、唯一無二の存在と言える方々です。
モデル・栗原類、「発達障害(ADD)って、隠してたつもりはなかったんですけど笑」
私自身は小さいころから絵が好きで、今イラストレーターという職業をしているゆえに、少々リクに期待もあったのですが…
どうにもクリエイティブな才能があるようには見えず、絵も工作もからっきし苦手なようです。
まぁ、親のエゴであまり過度な期待を寄せることもすまい…
そんな風に考えてリクを見守ってきましたが、昨年、親もビックリな息子の一面を知らされる出来事がありました。
中2の文化祭の朝のことです。
まぁ、親のエゴであまり過度な期待を寄せることもすまい…
そんな風に考えてリクを見守ってきましたが、昨年、親もビックリな息子の一面を知らされる出来事がありました。
中2の文化祭の朝のことです。
授業参観ですら「来なくていい!」の一点張りだったのに、どういうことか、「見に来れば?」と本人からのお誘いが。
部活の仲間となにかやるのかな~くらいのつもりで、学校の体育館に入りました。
部活の仲間となにかやるのかな~くらいのつもりで、学校の体育館に入りました。
会場に入るなり聞こえてくる話題に高鳴る不安…
なにが始まるかわからないけど、リクの話が薄暗い体育館のあちこちから聞こえてきます。
どうやらリクのなにかが、YouTubeで公開されているらしい…。
え?そうなの??なに?うちの子、いったいなにやっちゃってんの??
先生もOBの子も見に来ている中、変な汗ダラダラの中、開演のブザーが鳴りました。
そしてついに幕が開き、それはさらに私のド肝を抜いたのです!
どうやらリクのなにかが、YouTubeで公開されているらしい…。
え?そうなの??なに?うちの子、いったいなにやっちゃってんの??
先生もOBの子も見に来ている中、変な汗ダラダラの中、開演のブザーが鳴りました。
そしてついに幕が開き、それはさらに私のド肝を抜いたのです!
大盛況の光景にあんぐり!そこには母の知らない息子の姿!
ビートボックスをご存じでしょうか?
口だけで楽器のような音を奏で、今、世界中でビートボクサーと呼ばれる人が、活動をしているそうですが、実は私、その名前すら知りませんでした。
ステージに立つリクは、普段の息子の姿とはまるで別人。堂々とし、大勢の人にコールされ、「え?そんなことできんの??」っていうようなパフォーマンスの数々。私は瞬きも忘れ、あっけにとられたまま、終演になりました。
口だけで楽器のような音を奏で、今、世界中でビートボクサーと呼ばれる人が、活動をしているそうですが、実は私、その名前すら知りませんでした。
ステージに立つリクは、普段の息子の姿とはまるで別人。堂々とし、大勢の人にコールされ、「え?そんなことできんの??」っていうようなパフォーマンスの数々。私は瞬きも忘れ、あっけにとられたまま、終演になりました。
そもそもいつの間にそんなことができるようになったのか…。
聞いたところ、「すぐにできた」とのこと。
友だちに負けじと練習したら、どんどん出せる音域が増え、面白くなったそうです。
漢字や英単語は覚えられなくても、人より耳がいいのは確かなので、それがリクの長所であり、今後、秀でるものを導くきっかけになるのかもしれません。
中3になった今もリクは、趣味の範囲ですがビートボックスをしていて、何度かコンテストにも出場。
入賞には至っていませんが、明らかに私の持っていない「なにか」を持っているのだと思うと、今後がとても楽しみでもあります。
最近、苦手な読み書きを不出来ながらも前向きに取り組む姿勢があるのは、好きなことに出会えたおかげなのかもしれませんね。
聞いたところ、「すぐにできた」とのこと。
友だちに負けじと練習したら、どんどん出せる音域が増え、面白くなったそうです。
漢字や英単語は覚えられなくても、人より耳がいいのは確かなので、それがリクの長所であり、今後、秀でるものを導くきっかけになるのかもしれません。
中3になった今もリクは、趣味の範囲ですがビートボックスをしていて、何度かコンテストにも出場。
入賞には至っていませんが、明らかに私の持っていない「なにか」を持っているのだと思うと、今後がとても楽しみでもあります。
最近、苦手な読み書きを不出来ながらも前向きに取り組む姿勢があるのは、好きなことに出会えたおかげなのかもしれませんね。
LDっ子のデコボコ受験奮闘記「高校生にオレはなるっ!」
「勉強はクソだ!」なADHD息子が、8時間机にカジりついてる…その訳は?