学校での成長は親には見えない?不安な私に担任が用意してくれたプレゼント
ライター:シュウママ
現在4年生の長男が2年生の時のこと。通っている特別支援学校で参観&学級懇談会があり、その中で学校での長男の様子を先生にお聞きしました。すると先生が教えてくれたのは、「それ、うちの息子の話ですか?」と言いたくなるほど意外な内容でした。そんな長男の様子を実際に見てみたいと思った私に、先生はあるものを用意してくれていたのです。
特別支援学校の懇談会でのこと
2年前のことです。自閉症の長男が通う特別支援学校で2年生最後の参観・懇談会がありました。
といっても人数が少ないので、教室で保護者6人が先生を円で囲むように座り、普段の様子を語り合うというものです。
といっても人数が少ないので、教室で保護者6人が先生を円で囲むように座り、普段の様子を語り合うというものです。
双子の次男が通う小学校の懇談会とは様子が違います。
この場では、保護者同士が順番に家庭での子どもの様子や悩みを共有し合う感じです。
この場では、保護者同士が順番に家庭での子どもの様子や悩みを共有し合う感じです。
「学校での様子はどうですか?」心配で聞いてみたら…
その当時長男は、自傷行為がおさまったと思ったら、私の腕に噛みつくなど若干他害の傾向がありました。
なので私の番が回ってきたときに正直に「いま息子はそんな状態です。ほかのお子さんを傷つけたりしないか、心配しています」と話しました。
なので私の番が回ってきたときに正直に「いま息子はそんな状態です。ほかのお子さんを傷つけたりしないか、心配しています」と話しました。
それを聞いた先生は「それは辛いですね。お母さん大変ですね」と受け止めた上で、「ただね、シュウくんは頑張ってますよ」と言って、学校での様子を教えてくれました。
次々出てくる、私の知らない長男の様子
「大きな声で挨拶できるようになりましたよ」「日直のときは一日の流れを説明したりできます」「飛躍的に言葉数が増えましたね!」とのこと。正直、私は先生の話を聞いて呆然としてしまいました。
えっ…それは誰の話?長男のことか…?
なぜなら家での長男は少しもじっとしておらず、とてもみんなの前に立ってあいさつができるようには思えなかったからです。その日の参観の間も、私が見ているときは、だらっと足を投げ出したり、離席してこちらにやってきたりしていました。
えっ…それは誰の話?長男のことか…?
なぜなら家での長男は少しもじっとしておらず、とてもみんなの前に立ってあいさつができるようには思えなかったからです。その日の参観の間も、私が見ているときは、だらっと足を投げ出したり、離席してこちらにやってきたりしていました。
どうやら、先生によると「学校で普段やっていてもお母さんが来るとできない。たいていの子はそういう傾向があります」というのです。
「けど、シュウくんは特別差がありますね」と笑いながら話してくれました。
「けど、シュウくんは特別差がありますね」と笑いながら話してくれました。