重ね着もシャツインも苦手!感覚過敏なASD息子のために、母が買いそろえているものとは…!?
ライター:丸山さとこ
まだまだ朝は冷え込むことも多いこの季節。息子のコウには重ね着で暖かく過ごしてほしいと思っているのですが、どうも彼はその”重ね着”が苦手なようです。
「苦手」さの理由には、感覚過敏による違和感だけでなく、もうひとつ問題があって…
今日は寒い?暖かい?重ね着で調節したい季節だけど…
まだまだ寒さの続く2月ですが、日差しは日に日に暖かさを増してきました。風の少ない日は日向にいればポカポカと暖かいこともあります。
息子の話によれば、朝の登校時はキーンと冷えていても日中の教室は暑い日もあるようなので、「今日はこれでいいの?暑すぎ?寒すぎ?」と衣類の用意に迷うこの頃です。
息子の話によれば、朝の登校時はキーンと冷えていても日中の教室は暑い日もあるようなので、「今日はこれでいいの?暑すぎ?寒すぎ?」と衣類の用意に迷うこの頃です。
暑さ寒さを自覚しにくいコウとはいえ、汗をかけば「あっつい!」と言って服を脱ぐことはあります。一日の中での寒暖差が激しい季節の変わり目には重ね着をして対応するようにしています。
ですが、”重ね着”はどうやらコウにとっては難しく苦手なもののようでした。
ですが、”重ね着”はどうやらコウにとっては難しく苦手なもののようでした。
いくつかある重ね着の「苦手」。ひとつは"布がよれる"こと!
苦手なポイントの一つは、重ね着によって起こる違和感です。
「もこもこ感」や「布がよれる感じ」が苦手なコウ。重ね着によって腕周りの布がよれるのが特に気になるようなので、上着は裏地がツルツルしているものか腕周りに余裕のあるものを選ぶようにしています。
「もこもこ感」や「布がよれる感じ」が苦手なコウ。重ね着によって腕周りの布がよれるのが特に気になるようなので、上着は裏地がツルツルしているものか腕周りに余裕のあるものを選ぶようにしています。
布地が擦れにくい上着であれば、シャツやトレーナーの袖口をつかんで上着を着るようにすることで袖が巻き上がったりねじれたりするのを防ぐことができます。
インナーは「なんか違和感がある…」
冬でもインナーは袖のないものしか着れないコウ。なぜ着れないのか聞くと、「もぞもぞして…なんか違和感がある」と言います。シャツやトレーナーに比べてインナーはタイトな作りのものが多いため、シワやよれができやすい上に”まとわりつく感じ”があって、どうにもダメなようです。
半袖のインナーを着ても「肩がモゾモゾする~!」と言うコウは、氷が張るような寒い日もインナーは頑なにタンクトップオンリーです。そんな彼が少しでも暖かく過ごせるように、冬は毎日裏起毛のトレーナーを着ています。
裏起毛の服は肌が乾燥していると刺激があるようなので、クリームなどで保湿を心掛けるようにしています。
半袖のインナーを着ても「肩がモゾモゾする~!」と言うコウは、氷が張るような寒い日もインナーは頑なにタンクトップオンリーです。そんな彼が少しでも暖かく過ごせるように、冬は毎日裏起毛のトレーナーを着ています。
裏起毛の服は肌が乾燥していると刺激があるようなので、クリームなどで保湿を心掛けるようにしています。